セドリック、スカイライン、ファミリアと振り返る昭和の思い出
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹
「割とフツーに売られていた車」と言いつつ、ぜんぜん市販されなかった車(聖火搬送車)からのスタートで恐縮である。だがノスタルジーといえば「1964年の東京オリンピック」を外すわけにもいくまい。
セドリックスペシャルは、1963年(昭和38年)に発売された国産初の本格的な大型乗用車。直6 OHVのK型エンジンは排気量2825ccの最高出力115psで、ホイールベースは当時のメルセデス・ベンツ220Sと肩を並べる2835mmだった。
前回の東京オリンピックが開催された年、筆者はまだ父親の睾丸の中にすらいなかった。そのため、当時の民草がこの聖火搬送車をどのような想いで見つめていたのか、正確なところは知らない。
だが、誇らしかっただろう。メルセデスではなく「ウチの国のセドリック(スペシャル)がそれに使われたのだ!」という事実を、我が事のように喜んだだろう。
モータリゼーションが着実に進みはじめ、首都高速道路も一部が開通した1964年。や、あえて元号で言うところの昭和39年。まだ若かった私の父母やあなたの父母、そして国自体として若かった戦後ニッポンが、このセドリックスペシャルを見つめたのだ。ブラウン管のテレビジョンを通じて。
次のページ>>日産スカイラインハードトップ2000GT-R
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
BMW Mハイブリッド V8、WEC2戦目にして「士気を大きく高める」6位入賞。トヨタとのバトルも
マイナーチェンジで、アウトドアテイストをプラスした「HuNT(ハント)パッケージ」を新設定。ホンダ、改良型ヴェゼルの発売を開始
約200万円のホンダ「小さな高級車」登場! クラス超え「上質内装」採用! 精悍“ブラック”がカッコイイ特別な「フィット」とは
中国自動車道の山に囲まれた「真庭PA」で熱々のレバテキを堪能!
突然の「奇妙な」失速。上海でのペース不足に困惑するフェラーリ、代表はトラックの特殊性が関係と睨む
レッドブルF1とサインツの交渉を認めたマルコ。一方で「アウディからのオファーには肩を並べることもできない」と語る
日産が新型車「5車種」投入(日本市場へ2026年度まで)の中身全部予想と注文
トヨタ新型「ランドクルーザー 250」の最新カスタム3選! 本格オフローダーから車中泊まで、ライフスタイルに合わせてランクルを楽しめます
免許更新時に書かされるたった5つの「はい・いいえ」の質問票! 適当に答えると「重い罰則」になる可能性があった
ホンダ ヴェゼルがマイナーチェンジ発表! 新機種「ハント」のインテリアが挑戦的だった
2023年度のリコール台数、1.7倍の810万台 デンソー燃料ポンプなどで2年連続増加
ホンダ ヴェゼル、個性を磨き上げて新たに登場──GQ新着カー
【こりゃ驚いた!】欧州三菱コンパクトSUV「ASX」がマイナーチェンジで顔一新!
【同じに見える人集合】新型ミニはどこが変わった? 新旧の違いを写真でチェック!
200万円台前半でも走りはシビック級。コスパの鬼「WR-V」の秘密はホイールベースにあった
新型GR86は1.6Lターボ? 謎多きスープラの本性は!? S耐開幕戦からGRの次世代モデルを占う
ホンダのお手頃SUV「WR-V」が絶好調。一番人気は中間グレード「Z」、色はプラチナホワイト
走り特化型の新生「カイエンGTS」発売。パワー増でついに500ps、0-100加速4.4秒へ
ノアヴォクじゃないのが欲しい? トヨタの“隠し玉”キャンプワゴン「クロスバン」の楽し過ぎる中身
【軽トラ】スズキ「キャリイ」一部改良でオシャレ度アップ! 新色「デニムブルー」設定、安全性も向上
CX-80の新着フォト集&サイズ判明! アーティザンレッドもいいが、メルティングカッパーが凄い