80年代懐かしの初代からSH-AWDまで歴代レジェンドがズラリ

レジェンド（5代目・現行型）

2014年に登場した5代目「レジェンド」は、4代目に搭載されたSH-AWDの駆動力伝達メカニズムを、電磁クラッチからモーターへと置き換えた、3モーターハイブリッドシステムへと進化させました。モーターは前輪側に1基、後輪側に2基で、走行状態に合わせて前輪駆動、後輪駆動、四輪駆動を使い分けることができます。そして後輪左右に1基ずつモーターを配置したことで、後輪左右を独立して駆動側にも減速側にも制御できる完全なトルクベクタリングも実現しました。このシステムはエンジンやモーター配置などの構成を組み変えて、現行型の「NSX」にも採用されているのはホンダファンならご存知の通り。組み合わされるトランスミッションは7速DCT。世界初となる歩行者への衝突を回避するステアリング制御なども採用し、歴代レジェンド同様、ホンダらしいマニアックなフラッグシップセダンとなっています。