まさにトラのような乗り味? ポルシェ マカン GTSにチョイ乗り
掲載 更新 carview! 写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 写真:中野 英幸
JAIA輸入車試乗会続編、今回はポルシェ マカン GTSをお届けします。マカンってインドネシア語で「トラ」という意味だそうですね。ポルシェがトラと名付けたクルマ、いったいどんなクルマなのでしょうか。
まずはマカンのラインアップについておさらいです。マカンには4つのグレードがあり、ベースグレードとなるマカンは2.0L 4気筒ターボで最高出力252PS、マカンSは3.0L V6ターボで最高出力340PS、マカンGTSは3.0L V6ターボで360PS、最強グレードとなるマカンターボは3.6L V6ターボで400PS(ハイパフォーマンスは440PS)となっています。試乗したのはマカンGTSで、マカンSをベースに20PSパワーアップしたことにより、ブレーキの大容量化やシャシーチューニングなどを行っています。
SUVらしい着座位置高めのシートに座ってみると、ステアリングやシフトノブ、スイッチ類などが運転席周りに集約され、そこはまさに「コックピット」という具合で心地よいタイト感があり、座った瞬間にこのクルマはただのSUVじゃないと感じさせてくれます。乗り味は、普通に走る分にはしなやかに段差や振動をこなしそこはSUVらしく、強めの加減速やステアリングを速めに切るというようなスポーティーな動きを要求してみるとそこでは即座に応答しスポーツカーの様に反応してくれます。
スポーツカーに乗りたいけど家族も乗せたりしたいという方にはもってこい、と言いたいところですが、ちょっと気になるのがそのボディサイズ。全長4692mmは問題なさそうですが、全幅1926mmはなかなかのサイズ。街中ではちょっと持て余す大きさとなりそうで、ちょっと狭い道のすれ違いなんかでドキドキしそうです。ちなみに全高は1609mmとなっています。気になるお値段は税込981万円となっています。
※車両価格に間違いがありました。お詫びして訂正いたします。
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