トヨタ スープラが16年ぶりに復活。レーシングカーコンセプトを世界初公開
掲載 更新 carview! 写真:トヨタ自動車
掲載 更新 carview! 写真:トヨタ自動車
トヨタ自動車は3月6日にジュネーブモーターショー会場で、先日に発表を予告していたレーシングカーコンセプトとして「GR スープラ レーシング コンセプト」を世界初披露した。まだコンセプトではあるものの、2002年に生産を中止したあのスープラが16年ぶりに復活したことになる。
「GR スープラ レーシング コンセプト」は、トヨタ GAZOO Racingが手がけるスポーツカーシリーズ「GR」のスタディモデルとして、往年のスープラをイメージしながら開発。その担当は、欧州のモータースポーツ活動拠点であるトヨタモータースポーツ有限会社(Toyota Motorsport GmbH)が担った。
全長4575mm×全幅2048mm×全高1230mmというロングノーズ&ショートデッキの伝統的なスポーツカーフォルムのFR車である「GR スープラ レーシング コンセプト」は、軽量かつ高剛性なカーボン・コンポジット材などを採用したほか、左右に大きく張り出したフェンダーや大型リヤウィング、リヤディフューザーなど、優れた空力性能と走行性能を狙って開発。サスペンション、ホイール、タイヤ、ブレーキなどにもレース用パーツを装備し、インテリアでは後方確認モニターやレーシングシートに加え、パドルシフト付きステアリングホイールなどのレースでの実走行を想定した装備を多数組み込んでいる。
公開前の情報では、FIA世界耐久選手権、ル・マン24時間レースなどへ出場するためLM-GTE仕様車として登場すると噂されていた「GR スープラ レーシング コンセプト」だが、今回はそれに関する発表はなかった。市販車についても特に触れられはしなかったが、各所でカモフラージュが施されたスープラのテスト車両が確認されており、BMW製の2L直4ターボ、3L直6ターボを搭載した新型スープラが登場するのもそう遠くないと考えていいだろう。
なお、「GR スープラ レーシング コンセプト」は、ゲームソフト「グランツーリスモSPORT」に、2018年4月のアップデートで新モデルとして追加される予定だという。
【関連記事】ジュネーブモーターショー2018特集
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
EV戦略の“怪”、世界的には「失速」、国内は充電設備1年間で「3割増」[新聞ウォッチ]
新東名は“3年後”に全線開通!? 「あと少し…」でも2度延期なぜ? 反響は? 最後の25km「未完成区間」とは
着けたままスマホが操作できる!スマホ対応のバイク用グローブとは?
[15秒でわかる]レクサス『LBX』…ブランド最小クラスのSUVの強み
アウディQ8の一充電走行距離が118km伸びるオプションパッケージ「レンジプラスパッケージ」36万円を新発売
フェルスタッペンの支配、いつまで続く? ホーナー代表「楽しめるうちに楽しんでおくべき!」
ホンダが新型「軽バン」発売!“ 柱無い”斬新モデル、反響は? 6速MT&CVTの「N-VAN」136万円から
新開発水冷エンジン搭載 MUTT MOTORCYCLES「DRK-01 125/250」発売
ホンダの新型SUV『WR-V』、発売1か月で1万3000台を受注…月販計画の4倍超
クルマの事故で散らばった破片は「基本的に当事者」が片付ける必要あり! ただし勝手に「持ちかえる」「捨てる」はNGなワケ
情報処理推進機構、欧州「カテナ-X」とデータ連携基盤の相互運用を検討 欧州の電池規則に対応
【スーパーテスト】馬力アップ+軽量化+縦と横方向のダイナミクス!630馬力の新型「アウディ RS7 パフォーマンス」がサーキットを駆け回る
200万円台前半でも走りはシビック級。コスパの鬼「WR-V」の秘密はホイールベースにあった
新型GR86は1.6Lターボ? 謎多きスープラの本性は!? S耐開幕戦からGRの次世代モデルを占う
ホンダのお手頃SUV「WR-V」が絶好調。一番人気は中間グレード「Z」、色はプラチナホワイト
走り特化型の新生「カイエンGTS」発売。パワー増でついに500ps、0-100加速4.4秒へ
ノアヴォクじゃないのが欲しい? トヨタの“隠し玉”キャンプワゴン「クロスバン」の楽し過ぎる中身
【軽トラ】スズキ「キャリイ」一部改良でオシャレ度アップ! 新色「デニムブルー」設定、安全性も向上
CX-80の新着フォト集&サイズ判明! アーティザンレッドもいいが、メルティングカッパーが凄い
2.0L幌ロードスター市販化へ前進!? マツダがS耐参戦体制を発表。開発を視野に入れた取り組みも
【1200万円超え】レクサス「GX」出た! 先行モデルは抽選100台の狭き門。正式発売は秋までお預け