メルセデスSクラスが改良。AMGモデルも大幅なパフォーマンスアップを果たす
掲載 更新 carview! 写真:ダイムラーAG
掲載 更新 carview! 写真:ダイムラーAG
19日にドイツ本国で発表された新型「メルセデス・ベンツ Sクラス」のマイナーチェンジでは、高性能版たるAMG2モデル「S63 4MATIC+」と「S65」も大幅なパフォーマンスアップを果たすなどのアップデイトが施された。
S63 4MATIC+は、エンジンが従来の5.5リッターV8ビターボ(ツインターボ)から4リッターV8ビターボ(ツインスクロール・ツインターボ)へと排気量がダウンサイジングした一方、出力は従来モデルより27hpアップし、最高出力612hp、900Nmのスペックを得ている。
またトランスミッションは、従来のAMGスピードシフトMCT 7-speed(7速)からAMGスピードシフトMCT 9-speed(9速)へと変更された。
AWDシステムの「4MATIC+」は、ドライ路からウェット、さらには積雪・凍結路におけるパフォーマンスが追求された全天候型で、路面状況に合わせてトルク配分を連続的に変化させる機構を採用している。
サスペンションは、エアサスAIRMATICをベースとし、「AMGダイナミックセレクト」により「インディビジュアル」「コンフォート」「スポーツ」「スポーツ+」の各モードにあった設定が可能なほか、センターパネルに備わる専用ボタンにより、ダンパーの設定を「スポーツ」と「コンフォート」を選択することもできる。
もちろんエクステリアは、マイナーチェンジ後Sクラスをベースに、AMG専用のフロントグリルやエアロパーツ、“ウルトラレンジ ハイビーム”付きのマルチビームLEDヘッドランプ、エキゾーストエンドなどが与えられ、ダイナミックなデザインが与えられている。
一方、V12モデルの「S65」は、最高出力630hp、最大トルク1000Nmを発生するエンジンには変更なく、ビジュアル面を中心とした進化を遂げている。
またS65は、サスペンションがエアサスではなくコーナリング時にコーナー内側に傾く機能などを備えた油圧アクティブ式の「マジックボディコントロール」をベースに、スポーティなチューンが施される。
デザイン面では、AMG専用のエアロパーツなどのほか、V12専用のエキゾーストエンドにより、ハイエンドモデルであることを静かにアピールする。
次のページ>>フォトギャラリー
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
変なあだ名のクルマと言わないで! あだ名は[愛されキャラ]の証なんです
メルセデスの「SL」の始祖は「300SL」だった。ル・マン24時間でも優勝したアイコンはなぜ生まれ、どのように発展したのでしょうか?
「4EVER Untamed」のキャッチを掲げた第6世代の新型トヨタ・4ランナーが米国デビュー
フォルクスワーゲン「ポロGTI」誕生25周年!記念モデルを227台限定で発売
ヒョンデ 新型高性能EV「アイオニック5N」発売!50台限定の特別仕様⾞も設定
日産 コネクテッドサービス「ニッサンコネクト」が進化!アプリから操作できる機能が倍増
メルセデス・ベンツ 「GLCクーペ」PHEVモデル登場!電気モーターのみで118キロ走行可
マツダ、新型電動車セダン「MAZDA EZ-6」とSUVコンセプト「MAZDA 創 ARATA」を北京モーターショーで初公開
加藤陽平TD、転倒後も「表彰台にはチャレンジできるなと思っていた」。新加入ダン・リンフットの印象も/EWCル・マン24時間
ダッシュボードは大改善 フォルクスワーゲンID.5 GTXへ試乗 「7」と同モーターで339ps
「ミウラ」「カウンタック」「ストラトス」はガンディーニの作でした! オートモビルカウンシル2024で「追悼展示」が急遽開催
クルマの買取もグーネットアプリにおまかせ!相場価格がわかる新サービス、3つの便利なポイント
マツダが後輪駆動スポーティセダン「EZ-6」を中国で発表! 新型「CX-5」を匂わすSUVコンセプトも
伝説の「パジェロ」に続き「パジェロミニ」も開発中か。三菱が“令和のRV軍団”復活へ
【こりゃ驚いた!】欧州三菱コンパクトSUV「ASX」がマイナーチェンジで顔一新!
【同じに見える人集合】新型ミニはどこが変わった? 新旧の違いを写真でチェック!
200万円台前半でも走りはシビック級。コスパの鬼「WR-V」の秘密はホイールベースにあった
新型GR86は1.6Lターボ? 謎多きスープラの本性は!? S耐開幕戦からGRの次世代モデルを占う
ホンダのお手頃SUV「WR-V」が絶好調。一番人気は中間グレード「Z」、色はプラチナホワイト
走り特化型の新生「カイエンGTS」発売。パワー増でついに500ps、0-100加速4.4秒へ
ノアヴォクじゃないのが欲しい? トヨタの“隠し玉”キャンプワゴン「クロスバン」の楽し過ぎる中身