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近未来のクルマが続々。米国最大の家電ショーCESからレポート

日産

今回がCES出展初となる日産は、初日にゴーン会長兼CEOが基調講演。株式会社DeNAと共同で無人運転車両の商用活用を目論んだ実証実験を始めること、発売以来累計販売台数25万台を超えたEV「リーフ」の次期型を近く投入することを明らかにした。また、ルノー日産がパートナーシップを結ぶマイクロソフトのバーチャル・パーソナルアシスタント技術「Cortana(コルタナ)」をコネクテッド・カー技術として活用することも明らかにされた。

さらにゴーン会長は、自動運転車(無人レベル)が緊急工事など予期せぬ場面に出くわした場合、NASAの遠隔操作技術を用いて車載AIの意思決定を別の場所にいる人間がサポートする技術「SAM(シームレス・オートノマス・モビリティ)」を発表した。日産ブースで開かれたデモンストレーションでは、数百キロ離れたシリコンバレーで工事に出くわして停止したテスト車両のAIに、会場から遠隔操作で一時的に反対車線にはみ出す迂回ルートを提案すると、車両は工事現場を迂回。その情報は他の車両にも共有され、後続の車両は一時停止することなく迂回する様子が実演された。

SAMは”AIが進化してドライバーレスの車両が走行する時代になっても、人間の判断が必要なケースはままある”との考えから開発されている技術で、あらゆるケースをAIのみで解決できるようになるまで自動運転の実用化を待つのではなく、人間の知能を一部に戦略的に活用することで、実用化を加速させるべきとの、日産の現実的な考え方が表れているように感じられた。

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