ロールス・ロイス レイス・ブラック・バッジ上陸。若き成功者のために
掲載 更新 carview! 写真:小林 俊樹、ロールス・ロイス・モーター・カーズ
掲載 更新 carview! 写真:小林 俊樹、ロールス・ロイス・モーター・カーズ
2016年5月25日、ロールス・ロイス・モーター・カーズは3月のジュネーブモーターショーで発表した「レイス・ブラック・バッジ」を日本で初披露した。
レイスやゴーストといった新しいモデルの投入とともにロールス・ロイスの顧客層は若年化が進み、グローバルでは50歳から45歳前後に、5歳も若返ってきたという。
そこで同社はブランド・アイコンに手を加え、“若き成功者”の感性に合わせて、ブランドのダークな側面を強調した「ブラッグ・バッジ・スピリット」を開発。目指したのは 、彼らの“よりダークで、押しが強く、自信に溢れ、ひたすら上昇志向な美意識”に語りかけることだという。発表会では東京のイメージに重ねて、夜の湾岸や首都高で自らステアリングを握り、サーキットまでの優雅な足として使うというオーナー像も披露された。
変更点を見ていこう。「スピリット・オブ・エクスタシー(フライング・レディー)」がダーク・クロームに、フロント・エンド、サイドパネル、テールに貼られたダブルRバッジはブラックを背景にシルバーの文字が浮き上がる反転タイプになった。また、フロント・グリルの縁、トランク・リッドやロワー・エア・インテークのアクセント、エキゾースト・パイプもダーク・クローム仕上げだ。
ペイントとラッカーを何層にも重ね塗りし、手仕上げで繰り返し磨いた「ブラック・バッジ・ブラック」という黒色は、量産車のソリッド・ボディカラーでは最多の工程と、前例の無い深い黒を実現したのが自慢だ。※「ブラック・バッジ」でも、他のボディカラーは自由に選べる。
4年をかけて開発した21インチホイールもブラック・バッジ専用。コンポジット・カーボン・ファイバーは22層で、チタン・ファスナーによって鍛造アルミニウム合金製のハブと結合されている。
この組み合わせはインテリアでも反復され、センターコンソールやダッシュパネルにアルミニウム合金製の糸とカーボンファイバーで織られたサーフェイスを採用。アナログ時計やエアコン吹き出し口、メタルのトリム類はダーク・クロームの蒸着仕上げとなっている。また、コバルト・ブルー×ブラック(レイス)、テイラード・パープル×ブラック(ゴースト)のシート色もブラック・バッジ専用だ。※別の色を選ぶことも可能。
6.6L V12直噴ターボエンジンは632psの最高出力はそのままに、トルクは70Nm引き上げた870Nmになりレスポンスが高速化されている。これに合わせてエア・サスペンションの設定も全面的に見直され、新設計のドライブシャフトや、よりスポーティにチューンされた8速トランスミッションが組み合わされている。
ラインナップは今のところ「ゴースト・ブラック・バッジ」と「レイス・ブラック・バッジ」が設定される。価格は未定だが、ベース車両(レイスで3383万円)比で500万円前後の価格アップになりそうだ。
次のページ>>スペック
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
ブラックのベントレーウイングが印象的なベントレー・ベンテイガの特別仕様車が登場
ロイヤルエンフィールド INT 650 発売、価格は94万7100円より…ブラックアウトの「DARK」を新設定
いまの若者にも「パブリカ」の偉大さを伝えたい! いまの大ヒット車「ヤリス」に繋がるご先祖が「超国民思い」のクルマだった
写真の中のセナが蘇る? アイルトン・セナ没後30年を偲ぶ【オートモビルカウンシル2024】
”宙ぶらりん”の来季WRCレギュレーション。変更望むFIAにマニュファクチャラーが反発か
スズキ新型「高級SUV」発表! 「絶対“スピード違反”させないマシン」搭載! 900万円超えの「アクロス」伊に登場
先端を交換できる「差し替え式ピックツール」が発売!
【セミナー見逃し配信】※プレミアム会員限定「CES2024などに見るSDV・HMIやAI統合に向けたグローバルトレンド」
スーパーGT第2戦富士のエントリーリストが発表。GT300の12チームが第3ドライバーを登録
【スクープ】最高出力は444psから671psにアップ!? アウディRS4アバント後継の電動ワゴンとなる「RS5 アバント」は攻撃的なデザインで登場か?
【特集:最新SUV「絶対試乗!」主義(1)】レクサスGX550オーバートレイルへはすべてで期待を上まわる
HKSからトヨタ「GRカローラ」用の新車高調が登場! 「HIPERMAX(ハイパーマックス) R」は街乗りからサーキットまで対応
新型GR86は1.6Lターボ? 謎多きスープラの本性は!? S耐開幕戦からGRの次世代モデルを占う
ホンダのお手頃SUV「WR-V」が絶好調。一番人気は中間グレード「Z」、色はプラチナホワイト
走り特化型の新生「カイエンGTS」発売。パワー増でついに500ps、0-100加速4.4秒へ
ノアヴォクじゃないのが欲しい? トヨタの“隠し玉”キャンプワゴン「クロスバン」の楽し過ぎる中身
【軽トラ】スズキ「キャリイ」一部改良でオシャレ度アップ! 新色「デニムブルー」設定、安全性も向上
CX-80の新着フォト集&サイズ判明! アーティザンレッドもいいが、メルティングカッパーが凄い
2.0L幌ロードスター市販化へ前進!? マツダがS耐参戦体制を発表。開発を視野に入れた取り組みも
【1200万円超え】レクサス「GX」出た! 先行モデルは抽選100台の狭き門。正式発売は秋までお預け
【迫力&洗練】モデリスタがランクル250を早速カスタム! 都会っぽい仕様、結構アリかも…!?