V12ザガート日本上陸 限定140台、4000万円
掲載 更新 carview! 写真:Cedric Leherle
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大阪市浪速区“なにわ筋”にオープンした「アストンマーティン大阪八光」の開店セレモニーで、アストンマーティンとザガートの記念モデル「V12 ザガート」が日本初公開された。「プレミアオープニングナイト」と銘打って開催されたイベントでの撮り下ろしフォトをお届けする。
「V12 ザガート」は、V12ヴァンテージをベースに、ザガートデザインの専用ボディを纏う限定モデル。アストンマーティンが生んだ名車「DB4 GTザガート」の登場から今年で50周年を迎える事を記念して、再び両者の名を冠する同モデルの誕生と相成った。
V12ザガートは、今年5月にイタリアで開催されたコンクールデレガンスにコンセプトカーが出展され、その1週間後には、レースカーバージョンでニュルブルクリンク24時間レースに参戦した事でも話題を集めていた。市販版は同9月のフランクフルトショーでワールドプレミアを飾っている。
この日ジャパンプレミアされたのは、まさにニュルブルクリンクに参戦した車両そのもの。内装はサーキット仕様となっており、必要最低限の装備となっているが、エクステリアはアストンマーティンらしさを存分に感じさせるプロポーションながらザガートによる個性的なスタイリングが与えられている。ラフメッシュのフロントグリルや大きな孔をもつボンネット、フロントタイヤ後部に大きく空いたエアアウトレット、GTウイングなどなど、レースカーの雰囲気を漂わすディテールなど見所の多いものに仕上がっている。特にリアデザインなどはザガートならではの独特なスタイリングとなっている。
ボディはアルミニウムとカーボンファイバーが組み合わされたもので、組み立ては英国ゲイドン工場で行われる。搭載エンジンはV12ヴァンテージに搭載される6リッターV12。最高出力517ps、最大トルク58.1kg-mでベース車と共通だ。生産開始は2012年半ば頃を予定しており、世界150台限定。価格は33万ポンド(約4000万円)。
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