ゴーストのロング版&初のピュアEVが日本上陸
掲載 更新 carview! 写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 写真:菊池 貴之
ロールスロイス最強にして、もっとも環境性能に優れるゴーストが日本に導入されたのは、2009年10月のこと。そして今回、導入当初から要望が大きかったというロングホイールベース版、「ゴースト・エクステンデッドホイールベース(EWB)」の日本導入が決まった。またロールスロイス初のピュアEVとして開発が進む「102EX」も同時にお披露目。さっそくその詳細を見ていこう。
ロールスとしては比較的コンパクトに仕上げられている標準ゴーストからホイールベースを170mm延長したゴーストEWBでは、後席の足元スペースが160mmから330mmへと実に2倍以上も広げられている。写真の女性モデルは179センチの長身だが、余裕で足が組めているのが分かるだろう。
さらに日本市場向けには、左右独立可動式リアシートや、後席背面に2台のモニターを備える豪華なシアターシステムを採用。シアターシステムの操作は、後席アームレストに搭載されたダイヤル式コントローラーですべて行える。またパノラマ・サンルーフも標準装備される。
搭載エンジンも桁外れだ。ゴーストと同じ6.6リッターV型12気筒・ツインターボは、570ps/780Nmというロールス史上最強のスペックを誇り、0-100km/h加速はゴーストが4.9秒、ゴーストEWBが5.0秒をマークする。ゴーストEWBの価格は3495万円。ちなみにゴーストEWBは受注生産で、年内は台数限定生産となり、2012年からフル生産がスタートする。
※ゴーストEWB(写真01~12)、ゴースト(写真14・15)
ファントム・エクスペリメンタル・エレクトリックとも呼ばれる「102EX(ワンオーツー・イーエックス)」は、ロールスが次世代に向けて開発を進めるピュア電気自動車の“実験台”で、すでに一般ユーザーを含めた公道テストも行われている。
102EXでは、乗用車に搭載されるものとしては世界最大級のリチウムイオンバッテリーと、2基の電気モーター(145kW×2)をリアのサブフレームに搭載し、388psの最高出力と、スタンダードなファントム(720Nm)を上回る800Nmもの強大なトルクを発生する。1充電での走行距離は、現在のところ200kmまで延びている。
ロールスでは今後も専用ウェブサイト(http://www.electricluxury.com/)に集まる様々なフィードバックを手掛かりとしながら、超高級ブランドの未来像を模索していくという。
※102EX(写真16~30)
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
ハンモックの最高傑作が上陸! 3秒設置で軽くて丈夫なポータブルハンモック「anymaka(エニーマカ)」【車に積みたいアウトドアアイテム】
レッドブル、オーストラリアGPの苦戦”再現回避”に自信? ペレス「僕たちはあそこで多くを学んだ」
スズキ、軽トラック「キャリイ」シリーズを一部仕様変更
ホンダ 新型「プレリュード」まもなく復活!? 次期型“流麗クーペ”は「デートカー」それとも「スポーツカー」? 歴代初の「タイプR」登場はあるのか
ホンダ『N-VAN』一部改良、急アクセル抑制機能を装備…アウトドアスタイルの特別仕様も
【フロントライン】ウッドセクションに8000時間、組み立てに5カ月を要する最高傑作。3作目のコーチビルドコミッション「アルカディア・ドロップテール」を発表
5年ぶり開催のF1中国GP、路面は再舗装ではなくペイントしただけ? 複数のドライバーが不安視。サインツJr.「特殊な状況で処理されているみたい」
フォードワークスのマイク・ロッケンフェラーがポルシェ963のシートに“復帰”/IMSA
「中国GPは厳しい週末になる」とマクラーレンF1代表。マシンとコースの相性に懸念を示す
現状打破を急ぐアルピーヌ、中国GPでふたたびのアップデート。オコン車に1戦前倒しで新フロア投入へ
中古バイクの「メーター巻き戻し」疑惑 リセールバリューに直結する大問題はどうやって解決されている?
日産とホンダが歴史的な提携に向けた話し合いを開始!! 組み合わさると強い分野と超絶合わないところ
【迫力&洗練】モデリスタがランクル250を早速カスタム! 都会っぽい仕様、結構アリかも…!?
N-VANにアウトドア風「スタイルプラス ネイチャー」登場。商用バンのお洒落ホビー化が加速!
マツダの頂点3列SUV「CX-80」発表! 内装は期待を裏切らない高級感。ボディカラーは新色?
【待ってたぜ】トヨタ「ランドクルーザー250」発売! まずは限定8000台の特別仕様車から
ホンダがBEVで反転攻勢!! 中国で「烨シリーズ」を一挙3台公開…ってコレ全部何かに似てない?
【非常識にもほどがある!】アルファの新型「ミラノ」が「ジュニア」に改名でメーカーが怒りの声明を出したワケ
【どっちがイイ!?】人気急上昇中 ホンダ「WR-V」とトヨタ「ヤリスクロス」をガチンコ比較してみた
【レクサス乗り必見】新型「GX」試乗もある豪華キャンプ募集中。公式&公認カスタムも萌える!
【日本は遅れてるは勘違い】EVの元祖「リーフ」の次期型は待つ価値あり? 電池と航続距離は?