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ノートとセレナが登録車のトップ2に。クリーンディーゼル車とSUV好調で輸入車が活況【マーケット概況・1月】

日産車が登録車のトップ2に浮上

乗用車車名別ランキングは、首位から4位までは前月と変わらず、「ホンダ N-BOX」「スズキ スペーシア」「日産 デイズ」「ダイハツ タント」の順となった。N-BOXは現行モデルの発売から1年以上が経過したが人気は衰えておらず、前年比99.4%と発売直後の前年同月実績とほぼ同水準を維持している。スペーシア、デイズ、タントの台数差は少なく、3メーカーが熾烈な販売競争を繰り広げている。

一方、登録車には変化が見られた。前月は「トヨタ アクア」と「トヨタ シエンタ」が登録車ランキングの1位と2位に入ったが、1月は「日産 ノート」(総合5位)と「日産 セレナ」(総合7位)と日産勢が登録車のトップ2を占め、勢力図に変化をもたらした。なお、アクアは3位(総合9位)、シエンタは5位(総合11位)だった。

この他の目立った変化としては、「トヨタ アルファード」(総合17位)、「スズキ アルト」(総合18位)、「スズキ ハスラー」(総合20位)の3モデルがトップ20入りを果たした。前述のようにアルファードは改良を受けたことで登録台数が前年比110.5%増と倍増(同様の改良を受けたヴェルファイアは10.1%増)。アルトは12月に安全機能の強化を実施し、台数を伸ばした。またハスラーも11月に改良を受けるとともに、新色を用いた特別仕様車を設定しており、いずれも販売のテコ入れによる成果が現れた格好だ。

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