12月は例年、販売が減少する傾向にあり、2018年12月も前月比で12.3%減少した。そうしたなか、比較的元気だったのは、コンパクト/ハッチバックとミニバン、軽乗用車の3市場で、それぞれシェアを伸ばしてきた。これら3市場に販売を底上げするようなニューモデルこそなかったが、いずれも市場の層が厚く、安定した需要がシェアを押し上げた格好だ。
なお、最近登場したニューモデルとしては、11月27日発売のクロスオーバー「レクサスUX」、12月14日発売のセダン「ホンダ インサイト」が挙げられる。いずれも登録が本格化する前段階だが、じわじわと販売を伸ばしており、インサイトは早くもセダン市場のトップ5に浮上した。
それではさっそくボディタイプごとに市場の動きをチェックしていこう。