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ノートなどが好調も5ナンバー車は苦戦。輸入車8月としては過去最高【マーケット概況・8月】

普通乗用車と軽乗用車の販売が好調、小型乗用車はマイナスに

8月の新車販売は、前年比2.5%増の36万4216台となり、2カ月連続で前年比プラスとなった。内訳をみると、登録乗用車(3ナンバー車、5ナンバー車)は前年比2.1%増、軽乗用車は7.7%増といずれも前年実績を超えており、乗用車は全体的に好調だったとみていい。

普通乗用車(3ナンバー車)は前年比8.6%増の11万0031台と好調だった。「トヨタ カローラスポーツ」や新型「トヨタ クラウン」などのニューモデルが中心となって販売を牽引した格好だ。

一方、小型乗用車(5ナンバー車)は前年比4.8%減の9万0324台と前年を割り込んだ。「日産 ノート」(前年比10%増)や「トヨタ ヴィッツ」(同35%増)など好調なモデルもあったが、「トヨタ アクア」(同17%減)や「ホンダ フリード」(同11%減)など、人気モデルでも新型車効果が一巡し、下げ幅が大きかったモデルがあったためだ。

一方、軽乗用車は好調の「ホンダ N-BOX」(前年比54%増)をはじめ、「スズキ スペーシア」(同64%増)、「ダイハツ タント」(同11%増)など、2ケタ増を達成した販売上位モデルがけん引し、軽乗用車のシェアを押し上げた。それでは販売状況を順に詳しく見ていこう。

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