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SUV市場拡大。クーペ/オープンカーが1000台を割りこむ【ボディタイプ別売れ筋・5月】

クロスビー好調などでSUV市場が拡大

5月の新車マーケットは、市場を賑わしたニューモデルの新型車効果が一巡したことで若干失速し、前年比0.2%の微減と動きは少なかった。それをボディタイプ別に見ると、ミニバン市場とSUV市場が拡大し、ハッチバックと軽が急上昇していた前月とはやや異なる傾向が見られた。

もっとも軽は減少したとはいえ、相変わらず好調なことに変わりはない。シェアは37.3%に達し、今年は30%台後半で多少の変動を繰り返している状況。その上で前月にシェアを落としていたSUVが台数を盛り返した格好だ。なおSUV市場の拡大は、マーケットリーダー「トヨタ C-HR」の好調のほか、コンパクトSUVの新顔「スズキ クロスビー」の貢献もある。

また、ミニバンについては、相変わらず「日産 セレナ」が好調でマーケットを牽引している。その他にも「トヨタ ヴォクシー」や「ホンダ フリード」がコンスタントな強さを見せている。ということで、市場ごとに細かくチェックしていこう。

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