市場の勢力図に変化あり&日産が上昇気配【ボディタイプ別売れ筋・7月】
掲載 更新 carview!
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ハッチバック市場は、全体で9万9933台、市場シェアは44.9%だった。前月比、前年比ともに拡大しており、シェアは今年一番の高水準となった。これは、プリウスの販売好調に加え、「日産 ノート」「トヨタ パッソ」「トヨタ ヴィッツ」などが台数を伸ばしたため。
ランキングを見ると、首位はあいかわらず「トヨタ プリウス」で2万5390台。販売台数は全乗用車中で群を抜いているが、市場が拡大したなか前月比4%減と前月を若干割り込んだ。2位は前月比5%増の1万5748台を登録した「トヨタ アクア」。販売はあいかわらず好調だ。
3位には「日産 ノート」が入った。登録台数は前月比22%増の9711台。非ハイブリッド車のなかではトップだ。ノートは、燃費不正問題で軽自動車「デイズ」シリーズが販売を休止してディーラーから客足が遠のいた際に、それに連動して販売台数を減らしていた。ところが「デイズ」シリーズの販売再開とともに台数を取り戻し、7月は5位から3位へとアップした。
そのノートの勢いに押されたのが4位「ホンダ フィット」。登録台数は前月比3%減とそれほど悪くはなかったが、119台差でノートの後塵を拝した。5位「トヨタ パッソ」は前月比7%増と好調だった。また「トヨタ ヴィッツ」もトップ5には入らなかったが、31%増の8569台と台数を大幅に伸ばしてパッソのすぐ後ろについた。
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