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乗用車の販売が減少 鉄鋼会社の火災が影響【マーケット概況・2月】

前年超えはレクサスのみ

2月の乗用車(軽乗用車含む)ブランド別は、前年を上回ったのはレクサスのみで、三菱は前年同等を維持。ほかはマイナスだった。レクサスは「GS」と「RX」が販売をけん引し、4ヶ月連続でプラスを維持した。ただ、レクサスも前月の36%増から16%増と伸び率は20ポイント減少しており、サプライヤー工場の火災の影響を受けた。

トヨタは、この火災による打撃がさらに大きかった。10月以降、前年比プラスが続いていた登録台数は、12%減にまで落ち込んだ。新型「プリウス」のバックオーダーを多く抱えている状況だったので、完成車組み立てラインの稼働停止は痛かった。来月以降の巻き返しに期待したい。

三菱は「アウトランダー」「デリカD:5」、およびフルモデルチェンジした「デリカD:2」の販売が伸びて、普通乗用車、小型乗用車ともにプラスに。軽のみ前年を割ったが、全体では前年同等を維持した。

ホンダは、「ステップワゴン」と新たにハイブリッドを追加した「オデッセイ」の登録が去年より大幅に増え、普通乗用車については前年比31%増に。小型乗用車と軽乗用車は前年を割ったものの、全体では4%の減少にとどまった。日産は「エクストレイル」や「リーフ」が好調で普通乗用車についてはプラス、全体では5%減だった。

ダイハツは、主力の軽乗用車が8%減、全体でも8%減だった。軽乗用車市場は昨年4月の増税以降、最高の水準に達したが、そこにダイハツは首位「タント」をはじめ、4台がトップ10入りした。そのダイハツに642台差で抜かれたスズキは、軽販売が前年比12%減と落ち込んだのが響いたが、普通乗用車と小型乗用車は前年を上回った。新型「エスクード」や「ソリオ」の販売が伸びたためだ。

マツダは「ロードスター」がけん引役となり、普通乗用車は前年を4%上回ったが、小型車と軽乗用車は前年比2ケタ減となり、全体では13%減だった。前月にプラスだったスバルは、「フォレスター」と「エクシーガ クロスオーバー7」が好調に推移したが、全体では13%減にとどまった。

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