ミニバンシェア拡大、3割超へ。その要因は?【ボディタイプ別売れ筋】
掲載 更新 carview!
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セダン部門は計2万0408台で、市場シェアは9.0%。去年のこの時期に比べると0.2ポイント上昇している。セダン部門の過去1年の動きとしては、去年12月に「ホンダ グレイス」の登場で市場シェアは12.5%まで拡大したが、その後、新車効果が落ち着くとゆるやかに下降。その後、今年4月に「トヨタ カローラアクシオ」のマイナーチェンジもあり、9-10%のシェアを保っている状況だ。そのカローラアクシオが今月もトップとなっている。
2位は「トヨタ クラウン」。トヨタを代表する高級セダンは、2012年12月の現行型のデビューから3年が経つが、あいかわらず需要は安定している。なおクラウンは10月1日のマイナーチェンジでフェイスリフトしたほか2リッター直噴ターボエンジンが追加され、今後販売台数を伸ばしそうな気配。来月以降、首位に上がってくるかもしれない。
3位は「ホンダ グレイス」。セダン市場を拡大した立役者で、今年6月にはハイブリッド車に加えて、ガソリン車を追加し、選択肢を拡大した。さらに9月18日にマイナーチェンジし、ドアのロックの操作に連動してドアミラーが自動で格納・展開する機構が取り入れられたり、新色が追加されたりなど商品力を高めた。こちらもその効果のほどは10月の販売実績で明らかになるだろう。
4位は「トヨタ プレミオ」。前回のフルモデルチェンジから8年が経過しており、そろそろモデル末期を迎えるが、途中のマイナーチェンジの効果もあって販売は安定。いまなおデビュー時の目標販売台数(3000台)の4割以上を維持しているのは立派だろう。5位は「スバル WRX」。6月末の改良の成果が出た8月は、順位を10位から5位にまで上げており、今月もそのポジションを維持している。
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