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カローラがプリウスを逆転! VWとメルセデスの首位争いは?【マーケット概況】

「景気回復」の効果は見られず……

5月は大型連休があり、自動車市場の動きは鈍くなりがちだが、今年もやはり新車販売は伸び悩み、5ヶ月連続で前年を割り込んだ。登録車は前年をわずかに上回ったものの、軽自動車の落ち込みが大きく、全体の足を引っ張るかたちとなった。政府がいう「穏やかな景気回復」の効果が見られるのはまだ先か。その状況を日本自動車販売協会連合会(自販連)、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)、日本自動車輸入組合(JAIA)が発表したデータから見ていこう。

乗用車、商用車、軽自動車、輸入車も含めた5月の新車全体の販売台数は前年比7.6%減の33万5644台。増税から1年2ヶ月経ったが、4月に続き増税後に落ち込んだ去年の水準を下回っている。その最大の要因は軽市場の縮小で、昨年は増税前の受注残で6月頃まで市場の拡大が続いたため、その反動で今年は4月以降も前年大幅減という状況が続いている。そのほか、このところ好調だった商用車の販売が減速したことも、全体の伸び悩みに影響した。

まず登録乗用車は前年比1.2%増の18万0759台。このうち3ナンバー乗用車は3.7%増の8万8631台、5ナンバー乗用車は1.1%減の9万2128台。5ナンバー乗用車は10ヶ月連続の前年割れとなったが、3ナンバー乗用車は2ヶ月連続で前年を上回った。これはハイブリッド設定車の取り揃えが充実したことで、「トヨタ アクア」や「ホンダ フィット」といった5ナンバーハイブリッド車の潜在客が、徐々に3ナンバー車へと移行しているためと考えられる。

商用車は普通貨物車が7.2%増の1万0320台、小型貨物車は0.3%増の1万8170台で、全体は2.7%増の2万8490台。前年を上回ってはいるが、普通商用車はこのところフタ桁増で伸びていたことを踏まえると、伸び率が鈍化しているのが気になるところ。軽自動車は乗用車が前年比21.5%減、商用車は11.9%減でいずれも前年に比べ大幅減という状況だ。

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