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ボディタイプ別の売れ筋、HVが絶好調!

上位陣に大きな変動はないが、HV勢が続々ランクアップ

■8月のボディタイプ別売れ筋モデルをチェック

 今回は8月の日本メーカー製乗用車の国内販売データから、ハッチバック、セダン、ステーションワゴン、ミニバン・1BOX、クロカン・SUV、クーペ・オープン、軽乗用車という7つのボディタイプ別に売れ筋モデルをチェックしていこう(販売台数は日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会の発表値をベースに、トヨタ カローラのように同じ車名でもボディタイプが複数あるクルマはメーカー調べのデータで集計)。

 日本メーカー製乗用車(軽自動車、海外生産の輸入車含む)全体では29万1132台(概数含む)、前年同月比は97.2%と12カ月連続のマイナスだが、下げ幅は3カ月続いた2ケタ減が1.8%減とほぼ前年並みとなった。

 ボディタイプごとの合計では、セダン部門が8カ月連続で前年を上回り、クロカン・SUV部門と軽乗用車部門も2カ月連続のプラス。特にセダン部門は前年同月比30.7%増と絶好調だ。もちろん部門トップは8カ月連続で「トヨタ クラウン」だが、「ホンダ アコード」がワンランクアップの4位、5位も2ランクアップの「レクサス IS300h」で、ハイブリッド車(HV)のニューモデルが上位につけた。他の部門でもHVもしくはHVをラインナップするモデルがベスト5にランクインしており、その数15モデルと、全体の4割強になっている。

 9月に発売された「ホンダ フィット」は事前予約分を含め受注累計が4万台を超えたが、発売後はガソリン車が盛り返したとはいえ、HVが約7割を占める。10月発売予定の新型「マツダ アクセラ」にもマツダ車として初のHVがラインナップされ、モデルチェンジ間近の「ホンダ オデッセイ」、「トヨタ ノア/ヴォクシー」にも遅れてHVが追加される見込み。いまや国内市場の牽引役となったHVがどこまで増殖するか要注目だ。それでは8月の各ボディタイプ別売れ筋ベスト5を紹介していこう。

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