新型フォレスター/XV/アウトバックに一気乗り
掲載 更新 carview! 文:まるも 亜希子 /写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:まるも 亜希子 /写真:小林 俊樹
ダートコースでアップダウンの激しい外周路を走り、切り立った砂丘のような急傾斜を上り下りしてみると、カーブで砂利をかきながら進路へと体勢を立て直す速さは爽快で、切り立った山の頂上でもボディを打つことなく、絶大な安心感。モーグルでは完全に空転するタイヤが出ても、その他のタイヤがしっかりカバーして、ボディを前に進めることができる。どんな時でも扱いやすく、意図した通りに操れるのも最新のSUVらしい。
そして今度は、アスファルトの市街地へと出かけてみた。2.0リッター水平対向4気筒NA+リニアトロニックは、148ps/196Nmで発進からとてもなめらかな吹け上がり。適度に鋭い加速が自在にコントロールできる感覚で、カーブの続く山道もヒラリヒラリと軽快だ。高速では穏やかにクルージングでき、SUVらしさのバランスが絶妙だった。
そしてレガシィに続いて搭載された、2.0リッター水平対向4気筒直噴ターボ「DIT」は、280ps/350Nmというハイパワーマシン。高トルク対応が施された専用のリニアトロニックで、2000rpmから引き出されるトルクは想像以上にガツンとくる。例えば山道の上りで、前のクルマが登坂車線に移ったのを見てアクセルを踏み足した、くらいでもうバビュンと異次元クラスの加速。とくに、走行モード選択システムのSI-DRIVEでDIT専用の「S#」にした時には、以前にあったWRX STI仕様のフォレスターより、さらに痛快だと感じたほどだ。
オフロード性能に感心した矢先に、オンロードでもこの本気具合。どっちもバランスのとれたNA、両極端にどこまでもトンガるDITと、フォレスターが目指したのは決して80点の優等生タイプではないことがわかった。
ちなみに室内の居住性はというと、頭上のゆとりや後席の足元スペースなどは、当然ながらレガシィを大きく凌ぎ、マツダのCX-5よりもややゆったりとしている。リヤドアが大きく開き、乗降性がいいのも特徴だ。また、ラゲッジは奥行きがあって広くフラット。床下収納もあるし、後席の前倒しアレンジがレバーを引くだけで簡単にできるのも便利だ。
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