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中国に活路を見出したVWフェートンの後継車フィデオン

フェートン改めフィデオンで中国人気に賭ける

一方、中国ではフェートンはポジティブに受け入れられた。導入が始まった2009年こそ1400台であったが、翌年2010年には2000台が受注されるなどして、生産台数を30%増加することが決定した。その結果ドレスデン工場では2011年に生産台数1万1166台と記録的な数字に達したのであった。しかし、それでもフェートンは赤字を生み出し続け、結局今年の3月18日で生産が打ち切られた。その総生産台数は8万4253台で、一台あたり2万8000ユーロ(約320万円)という赤字を計上してきたと言われる。

しかし、中国ではその後も経済成長は順調で、市場はパサートの上級モデルを要求している。ところがフェートンの価格は100万人民元(日本円で約1500万円)以上とあくまでもハイエンド、すなわちラグジュアリー・クラスのモデルであり、適切なサイズのクルマの必要性が生じてきた。

そこで始まったのがフィデオンの開発である。いまからおよそ3年前に現地のジョイント・ベンチャーのSAIC VWでスタートしたフィデオン計画は、「メルセデス・ベンツ Eクラス」、「BMW 5シリーズ」、そして同じグループ内の「アウディ A6」など、様々なモデルがコンペティターとして挙げられた。現地の開発担当は中でも「トヨタ クラウン」は大きなターゲットになったと語っていた。

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