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ランボルギーニのSUV復活!ウルス、北京に

ランボルギーニのSUV復活!ウルス、北京に

■“ランボルギーニのSUV”が復活 [1/2]

昨秋のフランクフルト・モーターショーではマセラティが、先月のジュネーブ・モーターショーにおいてはベントレーが、それぞれ生産を視野に入れたコンセプトカーを披露し、昨今注目を集めているラグジュアリーSUVだが、4月23日に北京で開幕するオート・チャイナ2012では、さらに1台、強烈なインパクトを放つSUVコンセプトがワールドプレミアとなる。

それはランボルギーニ・ウルスである。17世紀に絶滅した大型の野牛に由来する車名が与えられたこのSUVコンセプトは、単なるスタディではなく、将来的に市場へ投入する事を前提に開発されている。つまり、1986~1992年に生産されたLM002以来となる“ランボルギーニのSUV”が復活を果たすのである。

いかにもランボルギーニ然としたカミソリのようにシャープかつ幾何学的なスタイリングを纏ったウルスは、全長4.99m、全幅1.99m、全高1.66mと大柄だが、SUVとしては全高が低く抑えられている。ボディには強度が異なる軽量な金属を巧みに組み合わせる独自の軽量設計技術を用い、ボディパネルとインテリアにカーボン繊維強化ポリマー素材の“フォージッド・コンポジット”を採用することで、競合モデルより大幅に軽い車両重量を達成した。

またリアウインドー上部に、気流を下部のアジャスタブルスポイラーに導くディフレクターが備わるほか、アダプティブリアスポイラーも装備する。車高調整機能のバリアブルグラウンドクリアランスも装備し、走行状況に応じて空力バランスを最適化する優れたエアロダイナミクスも手に入れている。さらには大きなアプローチアングルを実現するハイトアジャスタブルフロントスポイラーにより、高い悪路走破性も確保した。


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