500馬力が“実質500万円”で買える時代に。クルマの価値基準が壊れ始めている
掲載 carview! 文:編集部 60
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かつては一部のスポーツカー好きが口にする程度の指標でした。しかし、電動化とインフレが同時に進む2026年のいま、あらためて並べてみると、これまでの常識が大きく揺らいでいることに気づきます。
聖域崩壊。高出力は“特別なもの”ではなくなりつつある
かつて「500馬力オーバー」は、限られたスーパーカーだけが踏み込める領域でした。しかし現在、その前提は静かに崩れ始めています。
テスラ「モデル3 パフォーマンス」は約460psで、車両価格は約726万円です。
1psあたりに換算すると、約1万5780円です。
一方で、ガソリン車の象徴的な存在を並べると、その差はより明確になります。
テスラ モデル3 パフォーマンス:460ps/約726万円 → 約1万5780円/ps
ポルシェ 911 カレラGTS:541ps/約2300万円 → 約4.4万円/ps
フェラーリ 12チリンドリ:830ps/約5674万円 → 約6.8万円/ps
単純に「馬力単価」で見れば、同じ高出力でもかかるコストは大きく異なります。
かつて成立していた「パワー=高額」という図式は、いまや絶対とはいえなくなっています。
(次のページに続く)
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