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今年の東京モーターサイクルショーのベスト展示賞はヨシムラに差し上げたい

【子孫】新型KATANA用の本格開発はこれからだけど積極展開を予定

今回の東京モーターサイクルショー2019において、もらっても嬉しくないでしょうが、編集S個人的にベスト展示賞を差し上げたいと思ったのが、日本、いや世界的な二輪のレジェンド・チューナー、「ヨシムラ」のブースです。

ブースには、今年の目玉である新型「スズキ KATANA」、カスタムベースとして各ブースでひっぱりだこの「カワサキ Z900RS」、そして復活した「ホンダ モンキー」を、ヨシムラがカリカリっとカスタム、チューニングしたマシンが展示されていたのですが、その展示方法が秀逸で、新型マシンと一緒に、過去ヨシムラがチューニングしたご先祖マシンが一緒に展示されていたのです。ご先祖様と新型を交互に見比べて、共通点や違いを思う存分堪能できたヨシムラブース。思わず仕事を忘れて、見入ってしまいました。

まずは、新型「スズキ KATANA」から見ていきます。ヨシムラとスズキの関係は、1970年代後半より現在まで連綿と続いていて、ヨシムラがチューニングしたスズキの市販車両ペースのレーシングマシンは、80年代の鈴鹿8時間耐久ロードレースをはじめとするエンデュランス系レースで活躍。ワークスを退けて優勝するなど、ドラマチックなレースを演出してきました。

そんなヨシムラが手掛ける新型「スズキ KATANA」ですが、まずベースとなった「GSX-S1000」用にすでにパーツ開発を行っているため、ステップについては新型「スズキ KATANA」の発売後、すぐに発売可能とのこと。

そしてマフラーとサイレンサー。こちらはまだヨシムラにも実車が来ていないので、本格的な開発はこれからとのことですが、「GSX-S1000」用をベースにしつつも、KATANA専用のチューニングを施していくことになるそうです。

また、ヨシムラの集合管のシンボルと言えば、通称“ショート管”を連想してしまいますが、担当氏に聞いてみたところ、新型「スズキ KATANA」のマフラーは、複数のバリエーションを展開したいと考えているそうで、“ショート管”=正式名称“ストレートサイクロンマフラー”も当然、候補のひとつとか。登場後、さほど待たされずに長いサイレンサーを持つチタンサイクロンやカーボンサイレンサーなど、好みに合わせて選択する楽しみができそうです。

さらに気になるハンドルについては、そのカウルのデザインや構造上、そのままポン付けでセパレートハンドル、いわゆるセパハンにすることはできないとのことで、やるとすれば、カウルやタンク、メーター周りなどをはじめ、バックステップなど、ポジションについても大幅な変更が必要になる、とのことでした。

しかし、担当氏の話ぶりからすると、かなりやる気が見え隠れしていて、いろいろチャレンジしていくことになるとのことでした。その結果を楽しみに待ちましょう。

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