【その名前だけで鳥肌もの】「SF90」の後継は1050psの怪物。新型フェラーリ「849テスタロッサ」登場…33年ぶりに名称が復活
掲載 carview! 文:編集部 17
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フェラーリは9月9日、イタリア・ミラノにて新型プラグインハイブリッド・ベルリネッタ「849テスタロッサ」とオープントップ仕様の「849テスタロッサ スパイダー」を世界初公開した。
従来の「SF90ストラダーレ/スパイダー」の後継にあたる新世代モデルであり、フェラーリのV8シリーズにおける最高峰のパフォーマンスを誇る。さらに、1984年から1992年に生産された「テスタロッサ」の名を冠した点も注目される。
エクステリアはフェラーリ・スタイリングセンター主導で開発され、シャープで幾何学的なラインを持つ立体的なフォルムを採用。フロントは1980年代フェラーリを想起させる横一文字のヘッドライトカバーと大型スプリッターを備える。
サイドは深い彫り込みを施したアルミパネルに空力ダクトを統合したサイドインテークを装備。リアは1970年代のレーシングカー「512 S」から着想を得たツインテール構造とフルワイドディフューザーを組み合わせる。
車両制御には「ABS エボ」や「FIVEシステム(フェラーリ・インテグレーテッド・ビークル・エスティメーター)」を導入し、制動安定性や車速推定精度を向上。冷却効率は従来比で15%改善され、フロントやサイドのエアインテークも拡大されている。
また、スパイダーのリトラクタブルハードトップの開閉時間は14秒で、45km/hまでは走行中でも操作可能だ。
インテリアはシングルシーター風のコックピットデザインとベルリネッタ伝統の水平基調ダッシュボードを融合。センターにはシフトゲートを備えた帆型の構造を設け、直感的な操作性を追求した。
シートはコンフォート仕様とカーボン製レーシング仕様から選択でき、「アップル CarPlay(カープレイ)」や「アンドロイド オート」、ワイヤレス充電機能も標準装備される。さらに、専用オプション「アセット・フィオラノ」仕様では、カーボンパーツやチタン素材を採用し、30kgの軽量化を実現している。
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