VWが1000億円投資する本気の北米戦略SUV、アトラスはどんなクルマ?
2017/04/20 15:30 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
2017/04/20 15:30 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
2013年に「クロス ブルー コンセプト」の名前でデトロイトショーにプロトタイプとして登場したフォルクスワーゲンの北米戦略ミッドサイズSUVが「アトラス (ATLAS)」の名前でようやく登場した。
スタティック発表会は2016年11月1日にサンタモニカで行われたが、ダイナミック性能を確認する国際試乗会はテキサス州サンアントニオ郊外のバーニー(Boerne)で開催された。試乗の起点は「Tapatio Springs Hill Country Resort and Spa」という広大な敷地のリゾートである。試乗会には発売される市場に合わせてアメリカとメキシコの報道関係者の他に、中東、ロシア、欧州の一部のモータージャーナリストが参加していた。現在のところアトラスの日本市場での販売予定はないが、私は欧州における特派員として特別に参加を許されている。
フォルクスワーゲンはアトラスをテネシー州のチャタヌーガ工場で生産するが、このモデルの開発のために9億ドル(およそ1000億円)を追加投資する。アトラスはアメリカ市場の激戦区であるミッドサイズSUVカテゴリーに投入される。このカテゴリーには年間およそ270万台の需要があると言われているのだ。
MINI史上最速、ジョンクーパーワークスGPの新型が発売。0-100km/hは5.2秒、最高速265km/h
コペン GR SPORTは上質な乗り味を得てその間口を広げた
個性派ルノー トゥインゴが乗り心地を大きく改善。フランス車の味が残る貴重な存在に
N-WGNは見た目よし走ってよしの隙がほとんど見当たらない国民車だった
トヨタRAV4が今年の日本カー・オブ・ザ・イヤーに決定。トヨタは10年ぶり悲願の受賞
BMW 3シリーズが今年のインポートカー・オブ・ザ・イヤーに決定。ダイナミック性能や先進アシスト技術に高い評価
メルセデス・マイバッハ初のSUV「GLS 600 4MATIC」が本国で発表。スーパーラグジュアリーSUV市場のライバルと真っ向勝負
ベントレーのスポーツセダン・フライングスパーが第3世代に。格納式マスコットや4WSも装備
東京モーターショー2019は数字上成功だがもっと楽しいお祭りにしてほしかった