【スクープ】BMW新型「X7 M60」は2027年登場？ クセ強フェイスと530psのV8エンジンでまずは米国から

BMW X7 M60i

サイドビューの進化＆居住性が向上し現行モデルより大型に

なお、現段階で装着されているヘッドライトユニットは仮設仕様であり、量産型ではバンパー上部にスリムなLEDライトストリップが収まる可能性も否定できません。キドニーグリルは、過剰な大型化を避け、全体としてバランスの取れたプロポーションを維持しているようです。

サイドビューでは、リアクォーターウィンドウのサイズがわずかに拡大されており、後席の足元スペースや開放感の向上が期待されます。プロポーション全体としても、現行型よりひとまわり大きくなっている印象です。

ドアハンドルの位置がやや高めに移動しているのも注目点で、これは「ビジョン・ノイエ・クラッセ・エックス」やM8派生の「スカイトップ」にも見られる、新デザインコンセプトの一部です。次期「X5」にも採用される予定のベルトライン上のウィングレットがそれに該当します。

リアビューでは、量産仕様のテールランプがテールゲートへと延長される見込みで、ゲート本体は引き続き上下分割式を維持する構造。これは実用性と利便性の両立を意識したBMWらしいアプローチといえるでしょう。