【迷惑？】「電動キックボード」普及を妨げる“視点”とは？ 利用者にも“交通違反”が多いという現実も

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電動キックボードユーザーの主張

一方、日常的に電動キックボードを利用するというあるユーザーは、そうした批判に対して次のように反論します。

「電動キックボードを頭ごなしに批判するひと、特にクルマのドライバーは、ある決定的な視点が欠けていると言わざるを得ません。

特定小型原付が道路交通法で認められている以上、電動キックボードとクルマは法の下に平等で、そこに優劣はないはずです。

にもかかわらず、適切に走行している電動キックボードを『邪魔』と言うのは、それはドライバー側のエゴであり、法理解が不足していると言うほかありません。

数の論理ではクルマが電動キックボードを圧倒していますが、法治国家において優先されるべきは、その『数』ではなく『法律』です。もし数の論理で物事が決まるのであれば、電動キックボードよりはるかに多くの死者を出しているクルマのほうこそ断罪されるべきです。

ただ、私はクルマが社会に必要なものであることは理解していますし、私自身もクルマを運転することがあります。そのため、クルマをいたずらに批判することはありません。

しかし、電動キックボードを批判するひとは、そもそも電動キックボードに乗ったことがあるのか疑問です」