新型トヨタ「ハイラックス」はパワーアップ＆BEV化の二刀流。三菱「トライトン」を迎え撃つ“ピックアップの王者”が次のステージへ進化

トライトン

来年は三菱「トライトン」との直接対決が本格化

新型ハイラックスは、従来の2.4Lディーゼル（150ps／400Nm）から、2.8Lディーゼル（204ps／500Nm）へとパワーアップの見込みだ。トライトンの2.4Lディーゼル（204ps／470Nm）を上回るトルク性能を誇る。

一方、トライトンは「スーパーセレクト4WD-II」や「アクティブ・ヨー・コントロール（AYC）」など、独自の制御技術を強みとしており、両車の競合は激化しそうだ。

新型ハイラックスは、実用性や耐久性を受け継ぎながらも、デザイン・装備・性能のすべてで大きく進化。2.8Lディーゼルの高出力化とBEVモデルの追加により、次世代ピックアップ市場を見据えた戦略的な一歩を踏み出した。

強力なライバルがひしめく中でも、ハイラックスのブランド力とトヨタの信頼性は依然として大きな武器となる。2026年の国内発売に向け、ファンの期待は一段と高まっている。

（終わり）

（写真：トヨタ、三菱）