日本車の底力に唸った2016、軽自動車の奮起に期待したい2017
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久
振り返ると、日本車の印象が強い1年だったな…というのが、2016年のクルマ界である。“日本人のクルマ観”を変えることにすら繋がる、本物の実力を持ったモデルの数々に思わず目を見張ったのだ。
年頭にまず衝撃をもたらしたのは、新型トヨタ プリウス。燃費最優先だったこれまでとは一転、リッターあたり40kmという期待に応える燃費もしっかり達成しながら、基本性能を磨き上げ、普通に気持ちの良い走りのクルマに仕立ててきた。このことに、とても嬉しい気持ちにさせられたのである。
何しろ数多くの、しかも特にクルマ好きというわけではない人も乗るクルマだけに、プリウスが“良いクルマ”になることの効果、影響は大きい。まあ、デザインだけはブッ飛び過ぎという感があるけれど、ともあれトヨタの走りの質がここまで上がれば、それは間違いなく日本車全体の底上げに繋がるはずだ。
秋に登場した新型スバル インプレッサも、特にそのフットワークの良さは、いよいよヨーロッパと真っ向から戦えるクルマが出てきたと感心させられた。「スバルのフルモデルチェンジ」という開発者の言葉には大いに納得。新しいプラットフォームがここから進化していけば、スゴいクルマに出会えるだろう。
ホンダNSXも挙げておこう。デザイン、価格、アメリカ製という事実に、走り。色々な声は上がっているけれど、潜在能力はものすごいものを秘めている。“ニッポンブランド”のスーパースポーツを個人的には応援し、大切に育てていきたいという気持ちなのである。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
「楽園」へようこそ ピーターセン自動車博物館 超貴重なコレクションはクルマ好き必見
1本100万円のホイール誕生! MIDのカーボンホイールはフルオーダー可能…アウトドアブランド「DOD」とコラボしたホイールにも注目です
百戦錬磨のブルデーが難しさを吐露。「簡単ではない」LMP2への適応/デイトナ24時間
消えたブランドの傑作:ボルクヴァルトP100 当時のドイツ製サルーン最速:BMW 502(1)
後の7シリーズへ繋がった? ボルクヴァルトP100 BMW 502(2) 対象的な姿の大型サルーン
トヨタのセバスチャン・オジェが偉業達成! 前人未到ラリー・モンテカルロ10勝目を挙げる
新車の「メーカーオプション」「ディーラーオプション」何が違う? 同じ“ナビ”でも「メーカーorディーラー」種類がある? 正しい選び方とは
日産の高級SUV「パトロール」は“GT-Rに代わるフラッグシップ”になれる逸材! 走りの完成度は超一流!! なぜ日本で売らないの?
クレーンの移動と一緒に立ち入り禁止エリアも移動できるだと!? 画期的アイディアの「柵っとバリケード」が超スグレモノだった
読者の値引き実例 私もX氏
建設進む“海への横軸” 「天草まで90分」を目指す熊本天草幹線道路とは?
【MotoGP】ロッシの”弟子”たち、MotoGP公式テスト前にインドネシア・マンダリカで合同トレーニングへ
【これぞホンダスポーツ】現行型「タイプR」や「NSX」、懐かしい「S2000」のチューニングカーの雄姿を写真で
【意外に知らない】「ハイエース」の後悔しない選び方。タイプによってサイズ・シート・使い勝手が違う
最新「プロサングエ」から懐かしの「ディアブロ」まで。新旧“正統派カスタムスーパーカー”が大集合
【脅威】BYDがPHEV日本導入を発表。BEVと両輪で27年までに7~8車種…ミニバン「シア」投入も現実味
【こういうの好きでしょ】グッとくる「本気系」 ポルシェ、BMW、メルセデス…ドイツ系カスタムカー集結
豊田会長のイチロー氏偉業達成への“手紙”が話題。予告された記念にふさわしい「現物支給品」とは?
週イチの“お家充電”だけ。ガススタ通いより気楽な「新・充電事情」は日本人のBEV嫌いを変えるか?
【本当はどうなの?】「ランクル250」購入者の本音。ガソリンとディーゼルの〇×や知っておくべき情報も
なぜ「マツダ3」に「SUBARU」ロゴ!? ゴミから生まれCO2排出激減の「再生カーボン」が結んだ異色のコラボ
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!