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日本の公道で発揮できない2.0Lターボを痩せ我慢するより、制限速度内で1.5Lの「シビック RS」を使い切る大人の選択

日本の公道で発揮できない2.0Lターボを痩せ我慢するより、制限速度内で1.5Lの「シビック RS」を使い切る大人の選択

ホンダ シビック e:HEV RS

「タイプR」ではなく「RS」をあえて選ぶ理由

自動車メディアの記事やネットの書き込みを見ていると、世の車好きの関心は常に「頂点」にばかり集まっているようにも思える。ホンダ「シビック」で言えば、それは言わずもがなの「タイプR」だ。

ニュルブルクリンクでのFF最速タイム、最高出力330psを叩き出す2L VTECターボ。そして、手に入れることすら困難なプレミアム性。……確かに、タイプRは素晴らしい。ホンダの情熱の結晶であり、乗れば誰もが、その圧倒的なパフォーマンスに平伏するだろう。

だがここで一度、冷静に考えてみてほしい。私たちは日常のなかで、いったいどれほどの「330ps」と「ニュル最速のコーナリング性能」を使い切れているだろうか、と。

今回スポットを当てたいのは、そんなタイプRの影に隠れがちな「じゃないほう」のシビック——すなわち、軽量フライホイールなどを採用した1.5Lターボエンジンを搭載する「RS(6MT)」と、ドライバーと車の一体感をより高める走りを追求した「e:HEV RS」を選ぶ人たちのことだ。

彼ら・彼女らは決して、「タイプRが買えなかったから」あるいは「抽選に外れたから」というような理由で妥協したわけではない。むしろ、自らのライフスタイルに対する冷徹なまでの客観性を持って、確信に基づいて「RS」を選んでいる。

そして彼ら・彼女らのカーライフにおける幸福度は、おそらくタイプRオーナーのそれと比べて特には劣っていないどころか、ある側面においてはより深い満足感に満ちている可能性すらあると、筆者はにらんでいる。

(次のページに続く)

#ホンダ #シビック #シビックRS #タイプR #コラム

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