【物足りない】スズキがJMSの出品概要を発表…“隠し球”で新型「ハスラー」公開がありそうなこれだけの理由

JMS2025出展車

「BEV版ハスラー」登場の可能性も

一方、スズキはさらなる「サプライズ」を用意している可能性もあるようです。前出のある業界関係者は次のように続けます。

「市販化はまだ先になると思いますが、今回のジャパン・モビリティ・ショーでは、ハスラーのBEV版についてなんらかの発表が行われるかもしれません。

世界初公開されるビジョン e-スカイが、ハスラーのBEV版であるという指摘もありますが、おそらく違うと思います。

むしろ、前回のジャパン・モビリティ・ショーで世界初公開された『eWX』のほうが、新型ハスラーのBEV版の最右翼と見られます。

eWXはそのコンセプトやルックスがハスラーとよく似ており、軽乗用車という点も共通しています。230kmという現実的かつ具体的な航続距離が示されていたことからも、その登場は近いと考えられます。

ハスラーはスズキの軽自動車ラインナップの中核を担うモデルであることから、ユーザーからの多様なニーズに対応する必要があります。

そういった意味では、BEV版をラインナップに加えるというのは自然な選択だと思います」

果たして、スズキは今回のジャパン・モビリティ・ショーでも“サプライズ”を用意しているのでしょうか。その答えはまもなく明らかになります。

（終わり）

（写真：スズキ）