【物足りない】スズキがJMSの出品概要を発表…“隠し球”で新型「ハスラー」公開がありそうなこれだけの理由

JMS2025出展車

初代も2代目も「東京モーターショー」が発表の場だった

2014年に登場したハスラーは、クロスオーバーSUV風のルックスが高く評価され、発売直後から大きな人気を博しました。

現行モデルとなる2代目は2020年に登場しています。

エクステリアデザインは先代のコンセプトを受け継いでいるものの、プラットフォームには「ワゴンR」や「アルト」と同様の「ハーテクト」が採用され、クルマとしての基本性能が大きく向上しました。

また、ホイールベースが35mm延長されたことで、リアシートの居住性も高められています。

いわゆる「正常進化」を果たしたハスラーは、登場から5年近くが経過した現在でも安定した販売台数を記録しており、2025年8月も軽乗用車全体の5位にランクインしています。

一方、初代のハスラーがおよそ5年でフルモデルチェンジを果たしたことを考えると、3代目の登場が間近に迫っていたとしても不思議ではありません。

ある業界関係者は、「今回のジャパン・モビリティ・ショーで、新型ハスラーについてなんらかの発表があることはまちがいない」としたうえで、次のように続けます。

「2013年の東京モーターショー（現ジャパン・モビリティ・ショー）で、スズキはハスラーのコンセプトモデルを世界初公開しました。

コンセプトモデルとは言うものの、ほぼ市販版と呼べる仕上がりであり、実際にその直後に発売しています。

さらに、2代目のハスラーも2019年の東京モーターショーで世界初公開されています。こうした経緯から、今回のジャパン・モビリティ・ショーで新型ハスラーが公開される可能性は極めて高いと思います」