【初撮影】 BMWの旗艦SUV「X7」が2代目へと進化。BEV仕様「iX7」も追加し価格は2000万円オーバーに

BMW ノイエクラッセ

“ノイエ・クラッセ顔”は不採用か

捉えたプロトタイプは、ボディを完全にカモフラージュしており、デザインの詳細は不明です。しかし、進化型のフロントエンドを備えており、X7の特徴であるグリルの両側に分割式ライトユニットが配置されています。

これらに加え、新しいフロントバンパーにははっきりとした水平基調とワイドな下部インテークを備えています。つまり、「7シリーズ」と同様に「ノイエ・クラッセ」デザインを回避している可能性が高いようです。

さらに後方を見ると、進化型でありながらも流線型のデザインが確認できます。

このデザインの一環として、より曲線的なボディワークと、新型フォード「マスタング・マッハE」風のドアプルがピラーの基幹に配置されています。さらに、上向きに流れるベルトライン、大径ホイール、そしてフロントにブルーのキャリパーを備えた強力なブレーキシステムが採用されています。

リアエンドも厳重にカモフラージュされていますが、ナンバープレートの凹部はリフトゲートからバンパーに移動されているほか、長くなったと思われるスポイラーが装備されています。

また、4本出しのエキゾーストパイプがインストールされていることから、このプロトタイプは上位モデルである「X7 xDrive40」だと思われます。