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ハイト系のボルボV90クロスカントリーに初試乗。氷上4WD性能は?

氷上ではESCスポーツモードが楽しい

さて、2日目のテストステージは氷上ドライブ。30~40cmほどの厚さに凍った湖に作られたスラロームやハンドリングコースでの走行だ。立っているのがやっとなほどのツルツル路面。しかも、相変わらず外気温は高めで0度前後。溶け出した水が氷を覆うようなクルマにとっては最も滑りやすいコンディションで、スパイクタイヤといえどもグリップは辛そうだ。実際、走るほどに路面はテカテカの鏡面状態となっていった。

しかし、ここでもV90クロスカントリーは驚くべきトラクション性能やハンドリングを披露した。スタート位置からジワッとアクセルを開けると、シュシュッと一瞬路面を掻いた後、トラクションがかかる。ひとたびタイヤが転がれば、過剰にアクセルを踏み込まない限り、スムースな加速を見せる。さらに、ステアリングを切ると、わずかな舵角からしっかり反応する。

コースに慣れてくると徐々にペースが上がり、すると、さすがにクルマは至るところで滑り出す。ここで活躍するのがESCだ。通常モードでは、限りなく滑りを押さえ込むよう、早いタイミングでESCが介入し、安定性を確保してくれる。一方、ESCスポーツモードを選ぶと、ある程度スキッドを許容する。これが実に楽しい。しかも、これほどの低μでありながら、ESCの介入が唐突でなく、ドライバーのコントロールを自然なフィーリングで助けてくれる。タイヤのグリップあっての電子制御だが、あたかもドリフトをコントロールしてくれているかのような感覚だった。

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