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100台限定のコンプリートカー「S60/V60ポールスター」に試乗

しっとりと潤いのある乗り心地

排気量と気筒数がダウンサイジングされたといっても、パワートレーンの総重量は残念ながらさほど軽くなっていない。最新8ATは軽量さも売りなので、やはりエンジン周辺の臓物が複雑化しているのが最大の理由だろう。

車検証に記載される前軸荷重は昨年の直6モデルから20kg軽くなっただけである(車両重量もそのまま20kg差)。ハナ先の20kgだから効果なしとはいわないが、乗った瞬間に「軽い!」と直感するほどでもない。

シャシーはタイヤ(ミシュランPSS)やダンパーの銘柄(オーリンズ製DFVダンパー)やサイズ(前後245/35ZR20)も含めて直6時代と大きな変化はない。ただ、パワステが従来の電動油圧から電動式にあらためられて、ブレーキ系が熟成されて、バネと減衰力が再チューニングされているという。たとえば、スプリングはわずかに柔らかくしてあるというが、総合的な狙いは「重量変化に応じた微調整」にとどまる。

運動性能は相変わらずステキである。いさぎよい固定減衰タイプなので、どんな路面でも基本的に硬いが、ひとつひとつの部品や組みつけがよほど高精度なのか、サスペンションそのものは常に滑らかにストロークし続けて、路面を離さない。

さすがに4輪をバラバラに蹴り上げられるような路面では上屋は揺すられるものの、飛んだり跳ねたり……の無粋な素振りはこれっぽっちも見せない。平均的な舗装路ではフラットそのもので、しっとりと潤いのある乗り心地だ。電動化されたパワステの手応えも、今回の試乗では十分に納得できた。

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