マカンターボマイチェンモデル先行試乗。気になる右ハンドル仕様のドライビングポジション
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office 3
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office 3
空港から高速道路に乗り、新しいターボエンジンのピックアップの良さをすぐに感じることができた。スロットルペダルのわずかな動きにも敏感に反応し、1500~2000rpmですでに十分なトルクが湧き上がり、全長4684mm、全幅1926mm、空車重量1945kgのボディを軽快に加速させる。さらに4000rpm付近からパワーが増大し、6800rpmのリミットまできっちりとストレスなしに回る。GPFが邪魔していながらも、後方からのバリトンサウンドもドライバーの気持ちを心地よく高揚させてくれる。また「スポーツ プラス」モードではスロットルオフでバックファイアサウンドを演出してくれるが、これもAMG系と比べるとやや控えめで好感が持てる。
ケープタウン郊外を抜けて、風光明媚なワインランド郡の山道のドライブでは、スタンダードからファインチューニングを受けたシャーシのしなやかでスポーティな動きに気がついた。マカンのプロジェクトリーダー、セバスチャン・シュタイガーによれば、フロントには新たにセッティングしたコイルとダンパーを採用し、新設計されたアルミ製高剛性リンクとの組み合わせによって、しっかりとしたステアフィールとトレース性能を追求しているという。リアにはスタビライザーも強化され、一層のニュートラルステアを実現している。確かに走行フィールは全体的にダイレクトで、完全に一皮向けた進化であり、ここでも最新のポルシェは最良のポルシェであることを強く感じた。
ここで2019年モデルのマカンオーナーとしてちょっと気になったことを報告したい。南アフリカは日本と同じ左側通行で、今回テストしたマカン ターボは左ハンドルのドイツ仕様であった。それにも関わらずスムースに走れたのはドライビングポジションが自然だったからだ。一方、右ハンドル仕様は足下が狭く、ステアリングがやや右側にオフセットしている。実際に比べるチャンスがないのでオーナーからは不満が出ないのだと思うが、左側通行の国は日本だけではないはず、ここは是非とも改善して欲しい。
このマカン ターボは日本でもすでにポルシェジャパンが10月1日から受注を開始しており、価格は1219万1667円(税込)となっている。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
イモトアヤコ、600万円超の「“オシャ”ハイエース 」購入! 「車中泊楽しそう」「テンション上がる」反響多数のゴードンミラー「GMLVAN V-01」とは
日産、英国のゼロ・エミッション義務化に「早急」な対応求める 政府目標は「時代遅れ」と批判
「柏の杜オークション」会場で「パラモトライダー体験走行会」開催! 参加者だけでなくボランティア活動にも興味を持ってもらえた1日でした
WRCラリージャパンで発生した“一般車両コース侵入事件”、FIAは「非常に深刻な問題」として調査へ。来季大会にも暗雲
サンパウロGP3位の勢いそのままに……ガスリーがラスベガス予選3番手「最後のアタックはアドレナリンが溢れたよ!」
【旧車高騰の背景を見たり?】足を運んだファンは過去最大の1万2500人! 全米最大のJDMイベント
アルピーヌ、東京オートサロン2025に『A110 Rチュリニ』など出展へ。山野哲也のトークショーも実施
12月1日は岡山国際でドラテク磨き! 初心者向け「カルガモクラス」もある「TOYO TIRES PROXES DRIVING PLEASURE」は要チェックです
F1第22戦水曜会見:レースディレクター交代は「知らなかった」と驚くラッセル。一方で対話を続ける意思も明かす
大人気の輸入車コンパクトSUVが進化! VW改良新型「Tクロス」はどう変わった? 乗って思った「これでいいんだよ」感とは
いすゞ新型「FRマシン」発表! 斬新「スポーティ顔」採用&四駆設定あり! “新開発エンジン”と8速AT搭載の「D-MAX」「MU-X」タイで発売!
トラックの頭と積荷が載ったトレーラーの知られざる接続部! 最後のロックはあえて「手動」にしていた
現行型が今も販売好調な「フォレスター」だが、日本のユーザーが選ぶべきは…やはり新型である理由
800万円は高いか安いか!? レトロ風で最新の安全装備充実!ミツオカ創業55周年記念車「M55」発表
【3分でわかるモデル解説】なんとなくMINIがほしいけど、どれを買えばいいか迷ってしまう初心者へ
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!