【まさに「2000GT」の血統】ヤマハが心臓を作った準国産「ケータハム」が市販化へ。ポルシェを狙う“日本生まれ”の英国スポーツカーの熱すぎる舞台裏
掲載 更新 carview! 文:小林 和久(株式会社ヘンシュウシャ) 10
掲載 更新 carview! 文:小林 和久(株式会社ヘンシュウシャ) 10
注目のパワーユニットは、以前からの宣言通り、ヤマハ発動機の「e-Axle(イーアクスル)」が実際に搭載され、すでに走行テストも始まっているといいます。
目指しているのは、ガソリンエンジンに換算して3.0L NA相当のパワー感。昨年はパネル展示のみでしたが、今年はブースにイーアクスルの実物が展示されていました。
ヤマハ発動機AM開発グループの岡田さんにお話を伺うことができました。
「すでにテスト車両には実装しており、走行実験を行っています。今後は、加速のフィールの作り込み(味付け)や、モーター制御を含めたトータルでの効率アップを進めていく段階です」と岡田さんは話します。
ちなみに「AM開発」のAMとはオートモーティブの略。古くはトヨタ「2000GT」の「3M」型エンジンや、「セリカ」、「レビン/トレノ」にも搭載された名機「2T-G」など、トヨタの高性能エンジンの開発・生産を担ってきた四輪用パワーユニット開発部門です。
長年スポーツカーの心臓を作り続けてきた集団が手掛けるわけですから、プロジェクトVの「走り」には、いやが上にも期待が高まってしまいます。今回初めて実物を拝見しましたが、さすがヤマハ、デザインも仕上げも非常に美しいものでした。
イーアクスル自体のハードウェア開発は大方完了しており、いよいよセッティングという最終段階に入っているようです。
また、バッテリーユニットには台湾・Xing Mobility(行競科技/ジン・モビリティ)の液冷バッテリーを採用。100kWでの充電に対応し、20分で20〜80%の急速充電を可能にするという目標値を掲げています。現在は日本のさまざまな充電環境に合わせた適合テストも行われているそうです。
液冷バッテリーの中身を構成するバッテリーセルはパナソニックエナジー製、冷却液はエネオスが供給しています。
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