新型スバルWRX S4試乗。2.4Lエンジンはレスポンス抜群。可変ダンパー搭載の「STI Sport R」がオススメ
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:小林 俊樹 206
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さて注目の2.4直噴ターボだが、その違いはアクセルを踏み込んでみれば誰もがわかるほど明確だった。なによりそのレスポンスが段違いである。パワー感は、実のところよくわからない。なぜなら、先代2.0ターボはアクセルを踏み込んだ際の反応が悪く、後から勢いよくトルクが立ち上がるからだ。それはパワフルというよりも、運転しにくいという印象である。対して新型2.4直噴ターボは、アクセルの踏み始めから、リニアにトルクが追従する。
ここには、タービンのエアバイパスバルブとウェイストゲートバルブを電子制御化しただけでなく、CVTの制御が大きく効いている。特にSモード以上では8段階の有段ステップが明確で、加速と減速にメリハリが生まれた。横Gを感知すると変速は固定され、シフトアップでは油圧が一瞬カットされハイギアードにシフトする。S♯及びマニュアルシフトモードでは、先代より50%速い速度で、ブリッピングを伴いDCTなみにシフトダウンが完了する。
こうして、パワートレイン全体でレスポンスを磨き上げたことによって、出力が下がっても結果的に新型WRX S4の方がパワーを生かし切れるのだ。
総じて、新型WRX S4はハイバランスなスポーツセダンに仕上がった。これまでもS4は「STIまではいらないけれど」というユーザーに支持されてたと思うが、今度はそのバランスの良さから「S4が欲しい」と、積極的に選ばれる1台になったのではないかと思う。とは言え、このニューボディをベースに作られるWRX STIも、さらに扱いやすさと速さを両立させてくるに違いない。このツートップが、日本では絶滅寸前のスポーツセダンに再び刺激をもたらしてくれることを期待したい。
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