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最新ミニバンの低燃費に遠く及ばない20年選手の「デリカD:5」の販売台数が過去最高を記録。ゲリラ豪雨の塾送迎をサバイブせよ

4月に3308台売れたデリカD:5はトレンドの逆を行く

自動車市場におけるトレンドの移り変わりは激しい。一時期の熱狂的なキャンプ/アウトドアブームはとりあえず一段落し、世間の関心は電気自動車(BEV)の動向や、より現実的なハイブリッド車の燃費効率はどうなのか? 的なモノへと移りつつある。

だが、そんなトレンドなどどこ吹く風と言わんばかりに、独自のポジションを爆走し続けているモデルがある。三菱「デリカD:5」だ。

ここ最近の新車販売台数を見ると3月度が3699台の23位で、4月度が3308台で、同じく23位。登場からすでに20年近い年月が経過しているミニバンが、今なお毎月これだけの台数を安定して売り上げている事実には、驚愕するほかない。

世の中一般は、この現象を「やはりアウトドア派からの絶大な支持が……」的な定型句で片づけがちだ。車中泊ができる。悪路が走れる。キャンプ場で映える。もちろんそれらはデリカD:5という車の大きな魅力ではある。だが、それだけの理由で毎月3000人以上のユーザーが、この決して安くはないミニバンを買い求めるはずもない。

デリカD:5が売れ続ける真の理由は、もっと泥臭く、もっと切実な、我々の「日常の生活」の中にこそ隠されているはずなのだ。

例えば我々一般的な市民の日常生活におけるミッションのひとつに「家族の送迎」がある。塾の送り迎えや駅での子どもの回収、高齢家族の通院等々。ほかにもいろいろあるかもしれないが、とにかくこれらの送迎は、なにも天気が良い日ばかりに行われるわけではない。

むしろ激しいゲリラ豪雨の夜や、交通網が麻痺するような大雪の日にこそ、「家族の送迎」の必要性は跳ね上がる。

(次のページに続く)

#三菱 #デリカD5 #ミニバン #4WD #アウトドアカー

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