日産の長寿スポーツカー・Zに50周年モデル。次期型Zの噂はどうなる？

現行型Zも9年経過でそろそろ次期型登場か？

来週開催されるニューヨークオートショーに登場する「370Zヘリテージエディション」の画像が公開されています。海外では「370Z」、日本では「フェアレディZ」と呼ばれるZですが、初代登場から半世紀が経ち、ヘリテージという言葉にも納得かも。

現行型Zは2008年登場と10年近くを経ているため、最新スポーツカーと比べるのは微妙な面もありますが、コロッとした塊感のあるフォルムが個性的。本エディションは3.7L V6エンジンの332hpの出力などはそのままに、新デザインのライト類やペイント処理といった化粧直しに加え、EXEDYの強化クラッチ（MTモデル）などを搭載。テーマカラーのシケインイエローと、マグネティックブラックの2色が用意され、この春にグローバルで発売されるとのことです。

とはいえ、今年秋に開催される東京モーターショーに次期型Zが登場するというのがもっぱらの噂。Zの伝統的ファストバックスタイルを引き継ぎつつ、「インフィニティQ60」の後輪駆動用プラットフォームを採用し、最強バージョンはV6ハイブリッドとDCTを組み合わせて「718ケイマン」や「次期スープラ」などがライバルになる、なんて見方が強まってますよね。現行型Zもそろそろファイナルバージョンといったところでしょうか。（編集T）