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アウディTTRS、ドライビングマシンの実力は?

安心感を備えた切れ味の鋭さ

すでにドイツで試乗していたので分かってはいたのだが、“また”クルマに肩すかしをされたような気分になった。と言うのも、駐車場から数百メートルも走れば、TT RSが高い快適性を持っていることが分かるからだ。それはスタンダードなTTと比べても遜色の無いレベルであり、見た目からはガチガチの足回りを連想するだろうが、その思いとは真逆の乗り味があるので拍子抜けすると共に肩の力がスッと抜ける。

この肩すかしをされるような感覚は、ステアフィールからも得られる。タイヤ自体は高いグリップ力を発揮する大径サイズを装着しているのだが、ステアリングの重さは女性でも楽に操作できるほど軽い。もしもここで試乗を終わりにしたら、間違いなく見た目だけレーシーな雰囲気をもったスタンダードなTTだと思ってしまうところ。

だが、高速道路を含めた様々なシチュエーションで走ると、TT RSの真の凄さが体感できる。アウディのなかでも最も運動性能が高いと言っても過言ではない走りの鋭さや速さ、さらには安心して運転できるドライブフィールをTT RSが兼ね備えているからだ。

例えば、前述したステアリングの重さ。ただ単に軽いのではなく、そこには軽くてもステアリングを切った際の確かな手応えが備わっており、グリップ感が掴みやすい。さらに言えば、速度と連動するようにハンドルの重さが増していくので、高速道路ではズッシリとした手応えと共に安心感が高まってくる。簡単な話が、そのシチュエーションに相応しいステアリングの重さをクルマ側が調整して提供してくれるわけだ。

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