“とりあえずビール”ならぬ“とりあえずライズ”。令和の国民車となったSUVが、マニアの議論から1ミリも相手にされないワケ
掲載 carview! 文:伊達軍曹 186
掲載 carview! 文:伊達軍曹 186
かなりの数が毎月売れているにもかかわらず、いわゆる「語られる」機会がほとんどないのがトヨタ「ライズ」という車だ。
2025年1~12月期の販売台数は、コンパクトSUVのなかでは断トツのトップとなる10万851台。そして2026年1月度も2月度も、それぞれ全体ランキングの3位および4位と、発売から6年以上が経過しているにもかかわらず、依然としてバカ売れしている。
だがそのわりに、メディアなどで「ライズ論」が展開されることはほとんどない。
「ライズはごく普通の安価なコンパクトSUVなのだから、特に論じられることがないのは当然でしょ?」とおっしゃる人もいるだろう。確かにそうかもしれない。
だが2025年1~12月期の販売ランキング上位十傑に入った車種は、たとえごく普通の車種だったとしても、なんだかんだで“論”がひんぱんに論じられている。例えば、下記のようなニュアンスだ。
・2025年1位 トヨタ ヤリス→「改良版GRヤリスの出来や如何に?」
・2025年2位 トヨタ カローラ→「今、日本人にとって“カローラ”とは?」
・2025年3位 トヨタ シエンタ→「コンパクトミニバン、買うならシエンタか、それともフリードか?」
・2025年5位 トヨタ ルーミー→「カーマニアには不評のルーミー。しかしなぜ売れる? フルモデルチェンジの行方は?」
・2025年6位 ホンダ フリード→「コンパクトミニバン、買うならフリードか、それともシエンタか?」
・2025年7位 トヨタ アルファード→「オラオラを超え、ニッポンの高級車へ」
・2025年8位/9位 トヨタ ノア/ヴォクシー→「最近、ヴォクシーの顔にもなんだか慣れてきた件」
・2025年10位 日産 ノート→「ノート、そのマイナーチェンジの是非を問う!」
ライズ以外の上位十傑に関しては、このような感じのタイトルとなる記事や記述をしばしば見かけるわけだが、2025年4位となったライズの記事だけは、あまり見かけない。
(次のページに続く)
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