【デボネアを超えろ】驚異の18年選手「デリカD:5」。ご長寿ミニバンながら進化をやめない唯一無二のすごさを再確認!
掲載 更新 carview! 文:小林 和久(株式会社ヘンシュウシャ) 40
掲載 更新 carview! 文:小林 和久(株式会社ヘンシュウシャ) 40
ボディサイズは全長4800mm×全幅1795mm×全高1875mmと、「ノア/ヴォクシー」の4695mm×1730mm×1895〜1925mm(4WD)、「アルファード/ヴェルファイア」の4995mm×1850mm×1935〜1945mm(4WD)と比べると、長さと幅は中間くらい、高さは意外にも低くなっています。
最低地上高は185mmと、ノア/ヴォクシーの2WD/4WDが140mm/125mm、アルファードが150mm〜155mm、ヴェルファイアが155mm〜160mmなのに対して、さすがにD:5は大きくアドバンテージがあります。
シートタイプは7人乗り、8人乗りが用意され、もちろんADAS関連も現在の水準にアップデートされています。
価格帯は、8人乗りのMが422万2900円から、特別限定車ブラックエディション(7人乗り)が479万9300円と、レンジが狭いのも特徴です。
その主な違いは、タイヤホイール含む外観と、本革シート、シートヒーター、ステアリングヒーター、右側電動スライドドア、電動サイドステップ、電動リヤハッチゲートといった装備の差で、ベーシックな部分に差異は少なくなっています。
ミニバン選びでどれもこれも似たようなもんだな、とか、よりアウトドアイメージを強く感じたい、といったニーズには、ぜひとも選択肢のひとつに加えてほしい一台です。
三菱のご長寿モデルと言えば「走るシーラカンス」とさえ言われた高級車「初代デボネア」がありましたが、それでも作り続けた年数は22年間でした。デリカD:5は、まもなくそれを超えそうな予感すら漂わせます。
一台のクルマを熟成させながら長く作り続けることは、進化や変化が激しいこの時代では難しいことも多いはず。けれど、それをやめない姿勢からは、メーカーの良心が伝わってくる気がします。そう感じるのは僕だけではないはずです。
あと4年後の2029年を超え、D:5が「シーラカンス」とは違う、新たなニックネームで進化を続けていくことを望みます。
ニックネーム、何がいいですかね?
(終わり)
(写真:三菱、トヨタ、日産、マツダ)
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