もう日本車に品質面での優位性はない!? 米国の調査データから見えたこと
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗
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ユーザーの自動車購入に大きな影響を与えることで知られる調査会社JDパワー社。同社は購入後90日間での品質を評価するIQS=Initial Quality Study(米国自動車初期品質調査)をはじめ様々な種類の調査結果を発表しているが、僕が毎年注目しているのがVDS=Vehicle Dependability Study(米国自動車耐久品質調査)と呼ばれる調査だ。これは、米国で新車として販売されてから3年が経過した時点でのメーカーごとの不具合率を示すもの。つまり、2017年の調査結果は、2014年に販売されたモデルについてまとめたものとなる。
32ブランドの200車種近いモデルについて3万5186人から回答を得たというこの調査、気になる結果はご覧の通りだ。1位になったのはレクサス。毎度お馴染み、6年連続のトップ獲得となる。100台あたりの不具合件数は業界平均の156件を大きく下回る110件。ポルシェも同数で1位となり、以降3位トヨタ(123件)、4位ビュイック(126件)、5位メルセデス・ベンツ(131件)、6位ヒュンダイ(133件)と続く。
ちなみにこの調査での「不具合」には、故障だけでなく、エンジンのもたつきやATのシフトショック、Bluetoothの接続不良、音声認識の不確実さといった項目も含まれる。つまり、もともとBluetoothや音声認識が付いていないクルマはそれに関する不具合が指摘されないわけで、機能を満載したプレミアム車ほど不具合件数が増えるリスクがある。にも関わらず首位を獲得したレクサスとポルシェは大したものである。
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