「見た目だけ」なんて言わせない! 「ヤリスクロス&カローラクロス」の「GRスポーツ」がクルマ好き必見の“最強コスパSUV”だった
掲載 carview! 文:koensha 28
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GRスポーツの思想を最も身近に体感できるのが、トヨタの人気SUV「ヤリスクロス」と「カローラクロス」だ。
まず「ヤリスクロス GRスポーツ」では、ガソリン車とハイブリッド車の両方に2WD(FF)モデルを設定。
・ヤリスクロス GRスポーツ(ハイブリッド車)|303万1600円
・ヤリスクロス GRスポーツ(ガソリン車)|264万8800円
ベース車の高いボディ剛性をさらに引き上げるため、フロア下やロアバックにブレースを追加し、車高を10mm下げ、専用スポーツタイヤを装着。コイルスプリングやショックアブソーバー、EPS(電動パワーステアリング)制御まで最適化されている。結果、ハンドル操作に対する応答が俊敏になり、SUVながら軽快なドライバビリティを実現している。
エクステリアは、GR専用メッシュパターンのフロントグリルとロアバンパー、専用デザインの18インチアルミホイールを採用。リアバンパー下部にも専用カバーを備え、全体として低重心かつスポーティな印象を強めている。
インテリアでは、GRロゴ入りの本革巻きステアリングやシフトノブ、アルミペダルを装備し、シートもスエード調素材に変更。ホールド性と質感の双方を高め、走る意欲をかき立てる空間に仕上げられている。
一方、カローラクロス GRスポーツは、2.0Lエンジン(M20A-FXS)を搭載したハイブリッド+E-Four(4WD)専用グレードとして登場。
・カローラクロス GRスポーツ|389万5000円
プラットフォーム(TNGA-C)の剛性を生かしつつ、サスペンションやステアリング、ブッシュをGRスポーツ専用にチューニングし、操縦安定性と直進性を高め、低重心化された車体と相まって、SUVとは思えない軽快なハンドリングを実現している。
さらに、ブレーキフィールの最適化により、ペダル操作に対するリニアな制御感を確保。街中からワインディングまで、安心してスポーティな走りが味わえる。
エクステリアは、ブラック塗装のフロントグリルやバンパー、サイドスカート、リアディフューザーを採用し、存在感を強調。GRエンブレムをあしらった専用18インチアルミホイールが足もとを引き締め、ボディ全体が“走りの塊”のような印象を与える。
インテリアもスポーティに刷新され、GRロゴ入り専用本革巻きステアリング/パドルシフト/アルミペダルを標準装備。シートにはスエード調と合成皮革のコンビ素材を採用し、横Gを受けた際のホールド性を確保すると同時に上質感を演出している。
外も中も走りの意志を感じさせる仕立てであり、ヤリスクロス同様、“日常で楽しめる本格スポーツSUV”として完成度を高めている。
両車に共通するのは、“見た目の演出”にとどまらず、車体構造や操縦系のチューニングにまで手を入れていることだ。GRスポーツは、SUVという実用カテゴリーに“ドライビングプレジャー”を持ち込んだモデルなのである。
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