【なぜ値段を出さない?】中古車の「ASK」は怪しいのか。冷やかし厳禁の裏側を激レア480万円のいすゞ「ビークロス」で考える
掲載 更新 carview! 文:小林 和久(株式会社ヘンシュウシャ) 65
掲載 更新 carview! 文:小林 和久(株式会社ヘンシュウシャ) 65
中古車サイトや販売店の店頭で、しばしば見かける「ASK」のプライス表示。
価格応談、つまり「金額は問い合わせてください」という意味ですが、実際には価格が決まっていないわけではないケースがほとんどのようです。では、なぜ最初から明示しないのでしょうか。
26年2月21日~22日、パシフィコ横浜で開催された「ノスタルジック2デイズ」のミハラ自動車ブースで、その理由を聞いてみました。
結論から言うと、「まずクルマの中身を説明したいから」だそうです。たとえば今回展示されていた1997年式のいすゞ「ビークロス」は「ASK」となっていましたが、お尋ねすると車両本体価格は480万円とのことでした。
新車当時295万円のモデルなので、この数字だけを見ると高額に感じるかもしれません。しかし実際の車両は、走行5.1万kmの個体をベースに全バラのうえ徹底的なレストアが施されたもの。
新品部品の投入、補修、塗装、メッキの再処理まで行われ、いわば「新車同様」の状態に仕上げられています。そうした内容を説明せずに価格だけを掲示すると、単なるプレミアム価格と受け取られてしまう可能性があるというわけです。
さらに、冷やかしのお客(客じゃない?)が、興味本位で値段を知りたいだけといったケースを避けたい、という現実的な事情もあるそうです。本当に購入を検討している人に時間をかけて説明したいという意図があり、ASK表示はそのフィルターとしての役割も果たしています。
同ブースにはほかにもASK表示の車両が並んでいましたが、ブース担当者に確認すると、1993年式の日産「フェアレディZ 300ZXツインターボ」が550万円、1985年式の日産「フェアレディZ ZGターボ Tバールーフ」が600万円、1990年式の三菱「ギャランVR-4」が500万円とのことでした。
いずれも価格だけを見れば高額ですが、内容を聞けばベース車両代に加え、部品交換、整備、修理、塗装といったレストア工程の積み重ねによるもので、希少性だけで値付けされたものではないことが理解できます。
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