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【PHEVをやめて正解?】アルファロメオ新型「トナーレ」は“ちゃんとアルファ”だった…ニッチな層を狙う日本仕様の勝ち筋とは

【PHEVをやめて正解?】アルファロメオ新型「トナーレ」は“ちゃんとアルファ”だった…ニッチな層を狙う日本仕様の勝ち筋とは

アルファロメオ トナーレ(撮影:編集部)

PHEVをやめて見えた新型「トナーレ」日本仕様の明快な方向性

先日、アルファロメオ「トナーレ」(599万円~653万円)のマイナーチェンジモデル試乗会に、20代の新人編集部員S(以下、編集S)が参加してきました。トナーレは2023年に日本へ導入されたCセグメントSUVで、ブランドの中では比較的現実的なサイズと価格帯を担う主力モデルです。

参考までに、ボディサイズは全長4520mm×全幅1835mm×全高1600mmとなっています。同じ輸入車SUVでは、メルセデス・ベンツ「GLA」(646万円~701万円)が全長4445mm×全幅1805mm×全高1605mm、BMW「X1」(557万円~808万円)が全長4500mm×全幅1835~1845mm×全高1625~1645mmと、比較的近いサイズ感です。

今回のマイナーチェンジで大きかったのは、日本仕様が1.5L直列4気筒ガソリンターボエンジン+モーターを組み合わせた48Vマイルドハイブリッド仕様の1本立てになったことでした。システム出力は175ps、最大トルクは240Nmを発揮します。

これまで国内ではPHEVモデルも用意されていましたが、結果として電動化を強く押し出した従来の戦略は、日本市場ではやや噛み合わなかった面もあったようです。試乗会のプレゼンでも、従来はPHEVを主軸に置いていたものの、日本では必ずしも受け入れられず、販売面でも苦戦したという説明がありました。

実際、PHEVモデルは700万円を超える価格帯となり、上級SUVの「ステルヴィオ」(805万円~910万円)とも比較されやすかったそうです。その結果、価格差が大きくないことから、ステルヴィオへ流れるユーザーもいたといいます。

そこで今回の新型では、PHEVで実現しにくかった軽さを武器に、より“アルファロメオらしい走り”に寄せたかったようです。実際、従来のPHEVモデルは車重1880kgだったのに対し、今回のマイルドハイブリッドモデルは1600kg。

PHEVが4WD、マイルドハイブリッドがFFなので単純比較はできないものの、それでも約280kg軽くなっています。 ハイブリッドとDCTのマッチングで指摘されていたギクシャク感も見直し、日本仕様として方向性をよりはっきりさせてきた印象でした。

(次のページに続く)

#トナーレ #アルファロメオ #マイナーチェンジ #イタリア車 #試乗記

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