【新型「ランドクルーザーFJ」で再燃】人気車の販売店対応はどうあるべきか…転売対策と“買いやすさ”は両立できるのか
掲載 carview! 文:山本 晋也 110
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ここからは筆者の個人的な想像ですが、ランドクルーザーファミリーに代表される、既存顧客との関係性を重視したように見える販売スタイルの背景には、BEVシフトを見据えた長期的な戦略もあるのではないかと感じています。
たしかに、現在の需給バランスであれば、値引きより納期優先の商談になることも新車販売にとっては有利な状況ですから、これを良しとするのは目先の経営判断として妥当な部分もあるでしょう。
また、長くトヨタディーラーと付き合ってきた、歴代ランドクルーザーを購入してきたような顧客は、エンジン車にこだわるトヨタというブランドを評価しているでしょう。
ただし、中長期的にはエンジン車からゼロエミッション車へと市場の主役が交代する中で、エンジン車への期待が強い顧客層を多く抱えていることには、将来的な移行の難しさもあります。ますます厳しくなる「CAFE(企業別平均燃費)規制」を考えると、エンジン車を求める声に応え続けることは簡単ではないからです。
そう考えると、既存顧客との関係性を重視しているように見える現在の販売スタイルにも、エンジン車の顧客層をこれ以上急速に広げすぎない、という戦略的な背景があるのかもしれません。
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