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ヤリスの内装を徹底解剖。グレード別の違いやライバル車と比較して解説【購入ガイド】

ヤリスの内装を徹底解剖

ヤリスは2020年から発売され、現在も人気の車種です。また、2021年と2022年の登録車販売台数では、堂々の1位を獲得しています。

ヤリスを購入する際に、外装や燃費性能、安全性などを見て検討する方もいるのではないでしょうか。長く乗り続ける愛車となるため、性能以外にも内装をしっかりと確認しておく必要があります。

この記事では、ヤリスの内装デザインや収納力、グレード別の違いをご紹介しますので参考にしてください。

ヤリスの内装を徹底解剖

ヤリスの内装には、トヨタ初の機能が満載です。ターンチルトシートに加え、運転席イージーリターン機能など、充実した装備が搭載されています。どのような機能なのか気になる方もいるのではないでしょうか。

この項目では、ヤリスの車内空間や機能をご紹介します。

使ってみたいトヨタ初の機能

ヤリスは、トヨタで初となる座席への乗降を楽にする装備「ターンチルトシート」を採用しています。運転席・助手席ともに、ほとんどのグレードで選択可能です。

レバー操作でシートが外側に回転し、前方に傾いたチルト状態になります。そのため、和服やスカートなど足が開きにくい服装でも、両足を揃えたままスムーズに乗降が可能です。

また「運転席イージーリターン機能」もトヨタ初装備となっています。運転席のスライドレバー操作で、シートポジションの記憶が可能です。一度記憶しておくと、次に乗る際レバー操作のみで記憶した位置に戻すことができます。小柄な人や乗車のたびにシートを調整する方にとって便利な機能でしょう。

上質で機能的な車内空間

ヤリスの内装は、コンパクトカーでありながら無駄のない広さと機能性、快適性を併せ持った室内空間です。運転席前にあるインターパネルを薄く設計したことにより、圧迫感を感じさせず、ワイドな印象に仕上げています。

ステアリングホイールを小径化し、よりスポーティーで広く見せる工夫もされていることが特徴です。

また、トヨタ初の「フードレス双眼デジタルTFTメーター」「ソフトインストルメントパネル」などを採用しています。コンソールが広く収納が大きくなり、実用性も抜群です。

便利なディスプレイ

ヤリスには、全てのグレードに「ディスプレイオーディオ」が標準装備されています。Apple CarPlayやAndroid Autoに対応しているため、スマートフォンのナビアプリを使いたい場合に便利です。

また、ディーラーオプションのナビキットを併用すると、車載ナビとしても使用できます。全グレードに標準装備されているコネクティッド機能をより活用したい場合は、ナビキットを検討しましょう。

Xグレードには、7インチディスプレイが搭載されています。その他のグレードでは、8インチの高精細のディスプレイが装備されるため、見やすく扱いやすいという点が魅力です。

グレード別でヤリスの内装をチェック

ヤリスは、グレードにより内装色などが異なります。エントリーグレードではシンプルでシックな印象を受けますが、最上級グレードとなると高級感溢れる内装です。

この項目では、ヤリスの内装をグレードごとにご紹介しますので参考にしてください。

「X」の特徴

ヤリスのエントリーグレードであるXには、プレミアムでスポーティーな車をコンセプトにした上質な専用シートが採用されています。

専用に開発されたハイバックシートは、ヘッドレスト一体型のミニマルなシルエットが特徴です。また、レリーフがあしらわれたファブリック素材のシートからは、モダンで上質な雰囲気を感じ取れるでしょう。

Xの内装色はブラックのみです。加飾も最小限の、シンプルでシックな印象にまとめられています。

「G」の特徴「G」の特徴

ヤリスのGグレードはエントリーグレードと異なり、内装色が2色設定されています。ブラックに加え、優雅でシックな印象のトープが選択可能です。

インターパネルセンタークラスターおよびフロントコンソールには、ピアノブラックが採用されています。

エアコンのダイヤルにメッキ加飾されている、アナログメーターがデジタルメーターになっているなど、エントリーグレードよりも高級感が増している点が魅力です。

「Z」の特徴

ヤリスの最上級グレードであるZの内装色は、ブラックとクレアトープが選択可能です。

シート素材には上級ファブリックが採用されています。オプションでは、合成皮革+ツイード調のファブリックコンビシートの選択も可能です。なお、オプションを選択した場合、内装色がクレアトープのみとなるため、注意しましょう。

その他にも、フロントコンソール・フロントドアインナーガーニッシュにローズメタリックの塗装がされています。最上級グレードにふさわしい上質感が魅力のグレードです。

ヤリスの内装は収納力も十分

ヤリスの内装は収納力が高い点が魅力です。毎日運転する車は、座席周りの収納が居住性の良さにかかわってきます。

この項目では、ヤリスの座席周りの収納を中心に、グレードで変わる収納をご紹介しますので、グレード選びの参考にしてください。

座席周りの便利な収納

ヤリスの座席周りは、収納が豊富にあります。

  • 助手席、センターオープントレイ
  • ・フロントコンソールボックス
  • ・フロントカップホルダー
  • ・グローブボックス
  • 助手席シートバックポケット
  • 助手席シートアンダートレイ
  • 買い物アシストシート
  • フロント、リアドアのドアポケット(ボトルホルダー付き)

上記の中でも、買い物アシストシートはヤリス独自の装備です。助手席に荷物を置いた際に、荷物が崩れないよう座面前に壁を作ることができます。また、傘や買い物袋を掛けることも可能です。

グレードで違いのある収納

ヤリスの収納は、グレードにより異なる点が特徴です。エントリーグレードのXには備わっていない収納が、G・Zに採用されています。

  • 助手席シートバックポケット
  • 助手席シートアンダートレイ
  • 買い物アシストシート

この上記3つはZには標準装備され、Gにはメーカーオプションで追加可能です。また「アジャスタブルデッキボード」は、Zのみに標準装備されています。荷室の床面を2段にできるため、たっぷりと収納できるでしょう。

ヤリスの内装・価格をライバルある「MAZDA2」と比較

ヤリスのライバル車として人気があるMAZDA2は、低燃費と力強い走りにこだわったコンパクトカーです。独自のディーゼルエンジンを採用しています。

MAZDA2の内装はヤリスと比較して、どのような点が異なるのでしょうか。この項目では、ヤリスとMAZDA2を比較しますので参考にしてください。

MAZDA2の内装の特徴

MAZDA2の内装は上質な中にも遊び心があり、色使いと仕立ての良さが特徴です。シート表皮やドアトリム・ニーパット・エアコンルーバーなど、遊び心や落ち着いたデザインがあしらわれています。

内装色は、光の加減で見え方の違うブルーグレーや凛とした雰囲気のネイビーブルー、標準ファブリックでシックな印象のブラック&ブラウンの2種類です。

新車価格を比較

ヤリスとMAZDA2のグレードと新車価格は、以下のとおりです。

■トヨタ・ヤリス 新車価格
Z・G・X (ガソリン):147万円~220万6,000円
Z・G・X(ハイブリッド):201万3,000円~254万8,000円

■MAZDA・MAZDA2 新車価格
15C・15S(ガソリン):152万9,000円~232万1,000円
XD(ディーゼル):190万3,000円~254万1,000円
(2023年2月時点の情報です)

現在の中古車相場は?

ヤリスとMAZDA2の中古車価格は、以下のとおりです。ヤリスはハイブリッド車・ガソリン車ともに人気があり、中古車価格に大きな差はありません。また、中古車価格を比較するとヤリスのほうが、少しお得に手に入れることが可能です。

■トヨタ・ヤリスとMAZDA2の中古車相場
ヤリス(ガソリン・ハイブリッド):89.9万円~275万円
MAZDA2:96.9万円~214.5万円
(2023年2月時点の情報です)

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