なぜフラッグシップスポーツ「GR GT」は誕生したのか。「式年遷宮」の裏で弾かれたソロバン…トヨタの“強かな戦略”とは
掲載 carview! 文:ハシモトタカシ 55
掲載 carview! 文:ハシモトタカシ 55
「30年前、成瀬さんと二人だけだったクルマづくり……少しずつ仲間が増え、やっと『LFA』ができた時、成瀬さんは見たこともない笑顔で『前だけを見てニュルを走れたのは初めてだ』と話してくれました。抜かれることしかなかった我々がやっと追い抜くクルマを作れた……本当に嬉しかったんだと思います。
しかし悔しさが全て消えた訳ではありません。量産とはいえLFAは限定生産……レースに勝ってもそれはクラス優勝……前を走るクルマは、まだまだ沢山いました。
『あなたたちにこんなクルマづくりできないだろ?』
あの悔しい声は今も耳に残っています。この悔しさは間違いなく、今も私の原動力になっています」
12月5日、TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は、新型「GR GT」と「GR GT3」を発表した。冒頭のセリフは豊田章男会長のプレゼンテーションのものだが、GR GTとGR GT3は、まさに“悔しさ”から生まれたクルマだという。
GR GTは、GRブランドの新たなフラッグシップモデル。そしてTGRの発表によるとGR GTを“ベース”にFIA GT3規格のレーシングカーとして誕生したのが「GR GT3」なのだが、関係者の話を紐解くと少しニュアンスが異なってくる。
開発に携わったレーシングドライバーの片岡龍也選手は「通常、ロードカーをベースにレースカーを作るが、今回は最初から『レースで勝てるポテンシャルを持ちながら公道でも楽しめる』というのを高い次元で両立することを目指した」と話す。
つまりGR GTは、「レースで勝てるマシンの公道バージョン」ともいうことができる、さながらホモロゲーションモデルのような位置付けなのだ。
(次のページに続く)
#GRGT #トヨタ #GAZOORacing #モータースポーツ #フラッグシップスポーツ
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
大阪オートメッセが“最後の一般公開”!? トヨタ「GR GT」「GR GT3」は当面イベント登場なし
トヨタ「新ハイエース」がスゴすぎる! 超機能的な“カクカクボディ”に複数のパワトレ搭載か!? アレンジ自由な室内採用! 20年ぶりの全面刷新に期待大!
1.5リッターエンジン搭載で驚異の「374馬力」! 斬新すぎる「“4人乗り”四駆スポーツカー」に注目! 地を這うような低重心ボディ×画期的ドアがスゴいBMW「i8」とは!
ホンダSシリーズの生き証人(前編) 始まりは本田宗一郎の「スポーツカーをやってみろ」 元祖誕生へ
「きたきたキターっ!」で急加速!! 急激なトルクの立ちあがりがクルマ好きを歓喜させたジャジャ馬「どっかんターボ」車を振り返る
日産「“新型”スカイライン」まもなく登場!? 10数年ぶりの全面刷新で「日産の完全復活」なるか! 開発テーマは「ドキドキさせるクルマ」? 次期「FRスポーツセダン」どうなるのか
【W123生誕50周年】Eクラスの原点にして永遠のクラシック。メルセデスが貫いた「最善」の設計思想を振り返る
650馬力のV8サウンドにシビれた! GR GT&GR GT3 レクサスLFAのいまわかってることすべて! GR GTの価格は3500万円か!?
【情熱と革新/究極のアイデンティティ】スーパーカーに新たな基準を提示「ランボルギーニ・ミウラ & カウンタック」ストーリー
【情熱と革新/究極のアイデンティティ】最高許容回転数1万rpm! システム出力920cvの新世代V8スーパーPHEV「ランボルギーニ・テメラリオ」のドライビング世界
「1億円で週末サーキット体験」 超富裕層を狙うGT3、トヨタGRの権利ビジネス戦略をご存じか
“駆け抜ける歓び”──マツダ3ファストバックXツーリング試乗記
【モリゾウの執念が結実】24時間レースの裏で起きた“放送事故”。「GR GT」開発の発端は“ニュル活動”にあった
テスラを抜き去り世界を制したBYD。その完成度に唸りつつも、私の指が“注文ボタン”を押せない理由。
【これが推定20億円のクルマです】「ヴェイロン F.K.P. オマージュ」はもはや投資対象。AP製トゥールビヨンを備え、1600psで駆け抜ける“芸術品”
新型「CR-V」は“後出し”でどう戦う? 新型「RAV4」「フォレスター」が待ち構えるミドルSUVでの“勝ち筋”
【目撃情報も】次期型「ヴェゼル」は上級移行してハイブリッド車のみ設定か。次期型で終了の可能性もある?
新型「リーフ」と新型「アリア」はなぜヒットできない? 完成度は高いのに、日本でBEVが主役になれないワケ
「N-BOX」はなぜ“11連覇”できたのか?「タント」「スペーシア」と比べて見えた“選ばれ続ける理由”
【ランクル一強終了?】新型「パジェロ」は「トライトン」ベースのSUV版で決定か。伝統のディーゼル×ラダーフレームで2026年発売へ
【ヒット中】新型「ルークス」は“軽スーパーハイトワゴン三強”を崩せるか? 4代目が手にした武器と高すぎるそのハードル
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!